チャンスを選り好みしている人には、チャンスは永遠に訪れません。
仕事は「何をやるか」ではなく「誰とやるか」です。
食事は「何を食べるか」ではなく「誰と食べるか」です。
旅行も「どこに行くか」よりも「誰と行くか」です。
もし、孫正義氏やビル・ゲイツ氏に、「僕と一緒に、スポンジを売るビジネスをやらないか?」と誘われたら、どうしますか?
スポンジが好きとか、興味があるとか、売りたいとか、そういう気持ちは別に一切なくも、「やります」という方はいるんじゃないかと思います。
孫正義氏やビル・ゲイツ氏と一緒に仕事ができるのなら、何でもやってみたいと単純に思うんだと思います。
逆に、最先端の素晴らしいビジネスだとしても、情報を持ってくる人が信用できない人なら、やりたいとは思いません。
誰とチームを組んで仕事をしていくかが大事なのです。
メンターや一緒に仕事をする人たちを心から信頼し、尊敬できるのであれば、たとえ仕事がスポンジ売りだとしても、それは素晴らしいものだと感じると思います。
リスクには、何かをする事のリスクと、何もしない事のリスクがあります。
クワドラントの左側と右側の間には乗り越えるべき壁、つまり「恐怖」があり、そこに人は躊躇してしまうのです。
従業員と自営業は、「時間を使ってお金をもらう」です。
それに対して、ビジネスオーナーと投資家は「まずお金を出す」事から始めなければなりません。
ビジネスを起こす事にしても、投資を始めるにしても、最初にするのはお金をもらう事ではなく、出す事です。
ここに恐怖を感じてしまうのです。
従業員・自営業は「お金をもらう」→「使う」→「無くなる」
ビジネスオーナー・投資家は「お金を出す」→「増やす」→「使う」
なのです。
これを見ると、右側と左側では明らかに違う事が分かると思います。
皆さんも今一度、どちらになりたいのか考えてみて下さい。