結果を出し続けるためには環境が極めて大切です。
「環境のせいにするな」といった根性論を押し付けてくる20世紀的な発想のお年寄りの方もいますが、それは完全に間違っていると思います。
うだつの上がらない根性論者ではなく、しかるべき成功者の胸襟を聞くと必ず教えてくれる本音は「成功の為にはいかに環境が大切か」でした。
大切なのは、自分が環境に合わせるのではなく、自分に環境を合わせる事だと思います。
他の誰でもなく自分自身が結果を出せる環境を創れば、必ず結果は出るのです。
あらゆる組織でトップが1番有能に見えるのは能力が高いからではなく、トップの能力が高く見えるような環境を完成させているだけの話なのです。
皆さんも、成功したければ、まず自分自身が結果を出せる環境を創って下さい。
皆さんは記憶力に自信があるタイプですか?
ひょっとしてあなたは記憶力というのは生まれつきの才能で決まるとは思っていないでしょうか?
結論から言ってしまうと、記憶力だけではなく、知論指数も含めて頭の出来はすべて遺伝で決まると言われています。
要は脳の排気量はアプリオリに決まっているのです。
本気で何かを成し遂げようと思ったら、まずはありのままの現実を受容しなければなりません。
現実を受容しなければ最初の1歩目から大きく踏み外してしまい、結局遠くて大きな目標は夢のまま終わってしまうからです。
もしあなたの頭が多少悪くても、事実を受容した上で工夫を凝らせば必ず逆転できると思います。
原動機付き自転車が原動機付き自転車である自転車である事を正面から受容すれば、フェラーリを装った軽自動車に楽勝できるのです。
例えば記憶力が著しく劣っている人が、人並みの記憶力の持ち主に勝つ方法は簡単です。
締め切りまでに憶えなければならない内容を毎日眺めれば良いのです。
英単語を1000語憶えたければ、できれば寝入り端と起床時に各1回、昼間に20分以上間隔を空けて2回、計4回を毎日1単語1秒間だけ覚え続ける事で、半年後にはほぼすべて記憶できていると思います。
これはあくまでもかなり記憶力が劣った人を想定しており、ここまでやらなくても憶えられる人もいる事は百も承知しています。
ですが並の記憶力でサボっている人より確実に記憶できる方法であり、その後の人生にも大きく差をつけられるはずです。
脳医学者や医学博士の本には、「身体を動かした方が記憶力は高まる」「記憶を刻むには良質の睡眠が欠かせない」といった内容が書かれており、これらにはどれも個人差があるので、あなたもあなた「ならでは」の記憶の勝ちパターンを発掘してもらいたいと思っています。
記憶の勝ちパターンさえ発掘してしまえば、もう皆さんは暗記コンプレックスとはおさらばです。