意味の無い勉強

 

最初に厳しい事をお伝えしますが、嫌々ダラダラと英会話の勉強を何10年継続してもいっこうに話せるようにならないのです。

 

英会話教室に1年間通っても英語が話せるようになるのは全体の1割もおらず、10年間通い続けても英語が片言も話せない人は結構多いそうです。

 

もちろん英会話教室の募集のチラシにはそんな正直な現実を披露したりはしません。

 

たった1年間教室に通うだけで、誰もがネイティブ並みに英語をペラペラに錯覚させるような、ド派手なキャッチコピーが並んでいるものです。

 

英会話教室だけではなく、学習塾や予備校もこれと同じで社外秘のデータを見ると皆さんも驚愕するはずです。

 

怒りがこみ上げてきて全身を震わせるかもしれません。

 

なぜこんな現実を皆さんに突きつけるのかと言えば、ひたすら皆さんの努力が報われる為です。

 

それ以外の理由でこんな敵を増やすとしか思えない情報を提供しても、私にメリットは何もないのです。

 

改めて皆さんに確認しておくが、勉強というのは非常に時間がかかる行為です。

 

どんなに易しい資格試験でも数時間から数10時間は削られるし、難関大学受験や難関資格取得のための勉強となればそれこそ何千時間といった時間が削られる事を覚悟しなければなりません。

 

つまり勉強というのは寿命を削る行為であり、分野選びと方法を間違えると取り返しのつかない事になってしまうのです。

 

高校時代までの勉強は英語・数学・国語・理解・社会といった教科や科目に分かれており、それらを黙々と暗記しながら習得するものでした。

 

中にはそうした勉強が好きだという人もいるから、それはそれで良いと思います。

 

そうした勉強が好きな人はそのまま継続してもらいたいですが、そうした高校時代までの勉強がどうも肌に合わない人の為の勉強です。

 

高校時代までの勉強は主要5教科だったが、大人の勉強はそれに加えて無限の選択肢があるのです。

 

語学を勉強するとしても英語を勉強しなければならないわけではなく中国語やスペイン語を学んでもいいですし、ヘブライ語を学んでも誰にも文句を言われないのです。

 

あるいは筋トレや1人カラオケだって立派な勉強として一生継続する価値があると思います。

 

大切な事は勉強とは遊びから生まれたという事実を知る事なのです。

 

古代ギリシャ人たちは労働を全部奴隷に任せていたから、暇潰しに数学や音楽や哲学や文学を生み出して朝から晩まで遊んでいたのです。

 

そう考えると今は全員が貴族のような人生を送る事ができるのです。

 

好きな勉強をし放題だからです。

 

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