人脈の質

 

何かを実現させるためには人脈が欠かせない、なんて言われています。

 

確かに人脈が多ければ、チャンスは増えるかもしれません。

 

しかし、1・2度会った事があるくらいの人が、いざという時に本当に助けてくれるのでしょうか?

 

自分の人脈が本当に有効か、多くの人があまり関心を払っていないように思われます。

 

人脈はメンテナンスに手間がかかります。

 

定期的な飲み会や食事は馬鹿にならない時間とお金を消費します。

 

特に社会人なら、よほど気が合う相手でない限り、長続きしません。

 

本当の人脈とは、アイデアの実現を助けてくれるネットワークの事です。

 

華僑やユダヤ人が強いのは、いざという時に助けてくれる強力なネットワークがあるからです。

 

ネットワークで本当に大事なのは質です。

 

独自のネットワークを作る上で最も大切な事は、まず自分から関係性を築きたい相手を助けてあげる事です。

 

特別な事をする必要はありません。

 

どんな人にも1つや2つ解決したい問題や、実現したい事があります。

 

まずは会話の中からそれを見つけ出し、どんな人だったらその人の悩みを解決したり、夢を実現できたりするかを考えるのです。

 

あなた自身が相手の問題を解決できなくても、解決できなそうな人を紹介すれば良いのです。

 

ポイントは、さまざまな人に対して救いの手を差し伸べてあげる事です。

 

そして、この時、見返りを期待してはいけません。

 

面白いもので、社会は本当に助けが必要な人には手を差し伸べず、すでに人脈や資源を持っている人に手を差し伸べます。

 

銀行が中小企業ではなく、大企業に貸し付けたがるようなものです。

 

本当に助けが必要な人に手を差し伸べる事で、強力なネットワークを築けるのです。

 

皆さんもうっかりミーハー人間にならないように気を付けて下さい。

 

相手を助ける事で夢を実現するのに有効な強力なネットワークを作れるという事を憶えておいてもらいたいです。

 

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