二流は、「知らない事を教えて下さい」と言います。
一流は、知っているつもりだった事を教わります。
1番危ないのは、知っているつもりで間違った事をしている事です。
知っているつもりで知らなかったという事です。
「自分は知っているつもりだった」と気付く事が、教わる事の第一歩です。
二流は、「知っている事は知ってて、知らない事は知らない」という感覚です。
知らない事に気付かないゾーンというのもあります。
それは「知らない」と同じです。
知らないと思っている事は、無茶をしないので大丈夫です。
問題なのは、「これは知っているから大丈夫」というのが、間違っていたり知っているつもりだったりというところです。
知っている事でもなく、知らない事でもなく、その間の「知っているつもり」というところが、事故が1番起こりやすいのです。
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自己を未然に防ぐためにも、「なんだ、これ、本当は自分は知らなかったんだ」と、知っているつもりだった事に早く気付く必要があるのです。
二流は、時間をかけずに教わろうとします。
ネット社会では、通販が圧倒的に1人1人の時間感覚を変えてしまいました。
今は、注文した品物が1時間後に届く時代です。
それが当たり前になると、翌日に着くというだけで「えっ、遅い」と思うわけです。
昔は、家電量販店で買った物が「明日届く」と言われると、早いと感じている時代です。
今は「明日」と言われると、「えっ、ネットで頼むと1時間後に届くのに」と、遅く感じるのです。
学びの場に関しても、通販と同じ事が起こっています。
多くの人が、手早く身につけたいと考えているのです。
ただし、手早く身につけた事は、すぐに役に立てなくなるという原則があります。
10年かけて身につけたものは10年使えますが、3日で手に入れたものは3日で使えなくなります。
これが「教わる」という事です。
焦らずに、時間をかけて教わればいいのです。
なので、短期間で結果を求めず、長期戦で教わる事が大切なのです。