やる理由

 

狩猟型と農耕型の違いは、サブブログで分かって頂けたかと思います。

 

では農耕型で仕事をする為に大事な事を、まとめていきます。

 

『「目標は達成して当たり前」という前提を持つ』

 

どこかで、目標は達成できない物・・・という前提がありませんか?

 

意外かも知れませんが、人間は全員、目標達成の達人です。

 

ただ問題は、達成する目標がポジティブなものばかりでない事にあります。

 

しかし朝6時にアラームが鳴ると、「まあ、今日くらいは6時半でも良いか・・・」と思い、6時半に起きるという目標を達成してしまいます。

 

「ダイエットをしよう!」と決めても、明日からで良いか・・・と、今日はダイエットをしないという目標を達成してしまいます。

 

結局、その場その場で立て直してしまった目標通りに過ごしてしまっているのです。

 

なのでまず「決めた事はやって当たり前である」という前提を持つ事が大切だと思います。

 

そして、それを習慣にするために仕組みをつくるのです。

 

例えば「朝6時に起きる」というなら、同じように、6時に起きる仲間を探す事です。

 

そしてお互いに約束します。

 

「朝6時に起こし合おう」とです。

 

この取り決めで頑張れる人はそれでいいですが、もしそれだけで難しければ、「互いに罰則をつける」という方法もあります。

 

罰によって自分を律するという方法は、長い目で見たら良い事ではありませんが、最初の習慣をつくるうちには効果的である事も多いです。

 

どうしても目標達成したい理由があれば、罰則などなくとも達成できるのでしょうが、そうではなく、良い習慣を身につけるために最初のきっかけとしてやるという事であれば、効果的な方法です。

 

『モチベーションで仕事をしない』

 

仕事ができない人ほど口にする言葉が、「モチベーションが上がらない」です。

 

できる人ほどモチベーションを仕事に持ち出しません。

 

なぜなら仕事を頑張るか、頑張らないかに、モチベーションは関係ないからです。

 

そもそも「モチベーション」という言葉が日本で使われ始めたのがいつごろからか、皆さんはご存知ですか?

 

TRFというグループがありますが、1995年3月8日に発売された10枚目のシングル曲の歌詞で使われたそうです。

 

それまでは「モチベーション」という言葉は、日本では日常的には使われてなかったのです。

 

なので、それまではモチベーションによって仕事をする人なんていませんでした。

 

では、なぜこのモチベーションという言葉が流行ってしまったのでしょうか?

 

それは、「仕事をしなくていい言い訳をつくるため」です。

 

実は、「モチベーションが上がらないから仕事ができない」のではなく、「仕事をしない為にモチベーションを上げていない」のです。

 

この事にまず気が付く必要があります。

 

例えば、あなたの目の前にいきなりライオンが現れたらどうしますか?

 

一気にモチベーションが上がります。

 

「逃げろ!」となるはずです。

 

どんなにモチベーションが低かったとしても、どうしても動かなければならない時には、関係なく動けているはずなのです。

 

狩猟型の人ほど、モチベーションを仕事に持ち出します。

 

目の前に獲物が現れれば、モチベーションが上がり、頑張るわけです。

 

モチベーションは、仕事をやるかやらないかの言い訳にならない、という事を覚えておいて下さい。

 

そして、これは他の事にも言えます。

 

・お金がないから、自己投資できない→自己投資しないから、お金がない

 

・やる気がないから、行動できない→行動しないから、やる気がない

 

・頭が悪いから、勉強できない→勉強しないから、頭が悪い

 

このように、逆の言い方をすると言い訳が消えていきます。

 

言い訳が出たら、逆の言い方をすると、やる理由になるはずです。

 

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