必要最低限

 

人は選択肢が増えるとミスを犯しやすくなります。

 

荷物が多い人は、必要なものと必要でないものを上手に選択できずに、沢山持ち歩いてしまう事が多いようです。

 

中には、「忘れ物が必要だから」という理由で、あらゆるものを持ち歩いている人もいます。

 

しかし、なんでもかんでも放り込んで、荷物が多くなってしまうと、鞄の中の秩序を保つのが難しくなります。

 

荷物が少ない人は、その日をどう過ごすか明確なイメージあって、それにふさわしいものだけを選んで持っています。

 

例えば、折りたたみ傘をいつもバッグに入れっぱなしという人がよくいます。

 

しかし、前日や朝にちゃんと予報をチェックして、降雨確率が高い場合だけ持ち歩けば良い事です。

 

ついでに荒天になりそうなら折りたたみではなく大きな傘、そしてレインシューズをあらかじめ用意しておく。

 

そうするだけで明日の行動のイメージができるので、荷物はもちろん、頭の中も整理でき、スムーズに1日のスタートだ切れます。

 

荷物は、神1枚でも少ない方が良いです。

 

それは効率に繋がり、行動の早さにも重大な影響を及ぼします。

 

荷物が多いと物理的に動きにくくなるので、行動が遅くなります。

 

逆に軽ければそれだけ身軽に動きまれます。

 

例えば、仕事の帰りに食事の誘いを受けても、大荷物だと持ち歩くのも面倒ですし、その状態で1日活動していればすでに疲労困憊です。

 

自然と「今日は無理だな」となり、チャンスを逃す事も多くなります。

 

毎日の荷物を最低限のものにするためには、毎日帰宅したらバッグの中身を全ていったん出してみる事が有効です。

 

中身を全て出して、そこから余分なものを排除します。

 

ゴミを捨てて、明日は使わない書類や資料は、ハンカチを綺麗なものに取り換えて下さい。

 

その後、明日の予定についてよく考えます。

 

誰と会って、どこに行って、何をするのか。

 

1日中外を飛び回る日もあるでしょうし、1日の大半がデスクワークという日もあると思います。

 

まったく異なる1日を過ごすのに、同じ荷物で済ませているとしたら、何か不足があったり、何か余分だったりしているのです。

 

その日に必要なものだけを持つ事は、軽いだけでなく、準備を徹底する事による安心感にも繋がります。

 

行動が早い人は、常に最低限の荷物で何ができるかを考えています。

 

例えば、出先で紙資料を忘れた事に気づいた場合、コンビニのネットワークプリントを利用するなどの方法が考えられます。

 

人間ですから、忘れ物を完全にゼロにはできません。

 

だからこそ、シミュレーション能力とサバイバル能力を普段から鍛えておく事が大事なのです。

 

持ち歩く荷物の取捨選択を真剣に考えると、効率も上がっていきます。

 

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