あなたは自分の直感に自信を持ってますか?
私達の毎日は選択の連続です。
情報を徹底的に集めたり、思考に思考を重ねたりしても、意思決定する事が難しい状況というのはよくある事です。
「すぐやる人」は、とにかく直感が鋭く、チャンスを汲みわける嗅覚を持っています。
例えば、サッカーでは得点能力に優れたストライカーは「なぜかそこにいる」という事が頻繁に起こります。
インタビューなどで得点シーンを振り返る時も「そこにボールが来ると思った」と、一般人からすると予想もできないような場所に出没して、ゴールを決めてしまいます。
迷い、判断が1秒遅れていたらゴールは上げられなかったと思います。
まさに直感が瞬時的に働いているのです。
人生でもビジネスでも、どんな時にでも、生き残る動物的な直感を持っている人は強いのです。
特に人生には浮き沈みがあります。
「潮の流れ」と言っても良いかもしれません。
うまくいく時はとことんうまくいく。
駄目な時は何をやっても駄目。
このような潮を読み、ここぞという時に勝負する人はいつの時代も強いわけです。
勝負どころで迷わず、「すぐに行動できるかどうか」の直感を鍛える事で仕事やプライベートでも大きな成果を出す事ができます。
直観力を鍛えるための方法は様々ですが、中でも重要なものを2つご紹介します。
1つは、まず経験をたくさん積む事です。
「量質転化」とも言いますが、とにかくチャレンジを沢山する事です。
量が質を生むという事なのですが、とにかく経験値が必要です。
「下手な鉄砲、当たればラッキーかな」というような気持ではなく、うまくいかなかったら、しっかりと改善策を考える事です。
サッカーのストライカーもそうですが、1つ1つのチャンスにこだわりを続けているからこそ、直観力が磨かれ、いざという時に体が自然と反応するのです。
もう1つは、右脳を鍛える事です。
私達の脳は左脳と右脳に分かれていますが、左脳は論理的な思考を司っていて、右脳は感性脳と言われ芸術的な感性を担っています。
直観力を鍛えるためには、この右脳の働きを高める必要があります。
子供の頃は右脳を鍛える機会も多かったのですが、大人になるとそれが難しくなってしまいます。
その1つの原因が映像に頼るようになってしまう事です。
映像は簡単で分かりやすく、想像する事を求めません。
子供の頃、母親に絵本の読み聞かせをしてもらった人も多いと思います。
子供たちは、物語を聞きながら頭の中で、1つ1つのシーンを頭に描きます。
言葉や文字だけを頼りに、頭の中でイメージを描くのです。
この時右脳は活発に動き、刺激されています。
小説や物語を楽しむ事は想像力を必要とするので、右脳を刺激します。
それは直感力を鍛えるための最高のトレーニングでもあるのです。