人間関係をよりよくするコツは、嫌な人・苦手な人・意地悪な人とはつき合わないという事です。
これは、皆さんが思っている以上に、とても重要です。
とはいえ、「苦手な人とのつき合いを拒否すると、我慢が足りないとか、わがままとか言われないかな」、と心配になる方もいるかも知れません。
でも、それは絶対に「我慢が足りない」わけでも、「わがまま」でもないです。
自分を少しでも大切に思うなら、我慢する必要なんてないのです。
嫌な人・苦手な人・意地悪な人と、自分を殺してまで無理してつき合ったとしても、その人が、自分を物凄く助けてくれる事は、まずあり得ません。
どんなに「どうしてあの人とはうまくいかないのかな」「自分が悪いのかな」「もっと寛容にならなければいけないのかな」などとあれこれ悩んでも、良い事は何1つ無いのです。
なぜなら、あなたの人生は、嫌な人・苦手な人・意地悪な人の為にあるのではないからです。
あなたはもっとわがままなくらいに、自分の人生を大切にしていいのです。
ですから、どうかこれからは、安心して堂々と、嫌な人間関係は避けて下さい。
そして、それはやってみると案外難しくはありません。
「あ、ごめんなさい、別の用事が入ってて」と一言言うだけで、いいのです。
ただし、できるだけ「ゆっくり話す」事を意識して下さい。
なぜなら、「ゆっくり話す」と意識すると、それだけで自律神経が整って、ドキドキしない落ち着き=平常心が戻ってきて、さらりと言う事ができるし、どんなに短気な相手でも、「ゆっくり」している人に対していつまでも起こっている事はできないものだからです。
そして、これまで嫌な人間関係に振り回されて無駄にしていた時間を、もっと好きな人・好きな事・好きなものについて考えたり、楽しんだりする事に充てて下さい。
そうすると、あなたの楽しい雰囲気=自律神経が周りに伝染して、今度はきっと新しい素敵な人間関係が増えてくるはずです。
嫌な人間関係は避ける、無駄な無理や我慢をしない、これもあなたの人間関係を良くする「処方箋=シンプルルール」です。
しかもこの効果は、すでに医学的・リスク管理的にも実証済みだそうです。