ポンド円の4時間足チャートです(‘ω’)ノ
4時間足のエリオット波動は現在、ダウントレンドのエリオット波動の第2波だと思っています。
前回の4時間足のダウントレンドのエリオット波動のa波~c波のカウントが見当たらないと思いますが、現在のダウントレンドのエリオット波動の第1波の下落=b波で、第2波=c波というカウントの仕方をしています。
なぜ、このようなカウントになっているのか?
エリオット波動理論には、「c波は、必ずa波の安値(高値)を割る(超える)」というルールは存在しません。
なので、今回のc波はa波の高値を超えないパターンのc波です。
そして、ダウントレンドのエリオット波動の連続なので、上記のようなカウントの仕方になっています。
もし、c波の高値がオレンジのラインで、オレンジのラインからの下落を第1波のカウントするのであれば、サイクル理論と全く異なる相場分析になってしまいます。
エリオット波動理論もサイクル理論も、絶対に理論外の相場にならないように作られているので、この2つの理論で見て、真逆のテクニカル分析になる事は無いと思います。
なので、最高値・最安値を必ず第1波の起点としてカウントしています。
サイクル理論は、ピンクのライン or 青のラインが起点です。
ピンクのラインが起点の場合は、154.72を21本目に付けていて、4時間足のサイクルは現在50本なので、現段階ではレフトトランスレーションを形成する可能性が高い状況です。
まだピンクのラインを割る下落をしていないので、これから154.72を越える上昇をして、今回の4時間足のサイクルがライトトランスレーションを形成する可能性もあります。
青のラインが起点の場合は、オレンジのラインを11本目に付けているので、現段階ではレフトトランスレーションを形成する可能性が高い状況です。
まだ青のラインを割る下落をしていないので、これからオレンジのラインを超える上昇をして、35本以上で天井を付けるのであれば、ライトトランスレーションを形成する可能性が高くなります。
では、今回の4時間足のサイクルは、ピンクのラインが起点の可能性が高いのか、青のラインが起点の可能性どちらが高いのか?
判断が難しい相場ですが、私は青のラインが起点の台本で想定しています。
なぜ、青のラインが起点の台本で想定しているのか?
青のラインが起点とすると、ピンクのラインが起点で青のラインまでの4時間足のサイクルがあった事になります。
ピンクのラインが起点で青のラインまでの安値は34本しかありません。
34本で4時間足のサイクルが終了するというのは、理論的イレギュラーにしても少し短いです。
なので、ピンクのラインが起点と考えたいですが、ドル円が4時間足の直近高値を更新をして、スイス円の4時間足のサイクルが現在65本にも関わらず、まだ買い勢力が強い状況です。
こういった相場の動き方等から、ピンクのラインが起点の可能性が低くなっています。
正直な所、理論的にもチャートの情報的にも決定打になるような情報も無く、現段階では、相場の動き方等の状況判断での消去法で判断するしかありません。
ピンクのラインが起点の台本でも、青のラインが起点の台本でも、引っかかるポイントはお互いにあります。
サイクル理論とエリオット波動理論を組み合わせて考えると、4時間足のエリオット波動はこれから第3波の下落となります。
なので、今回の4時間足のサイクルはレフトトランスレーションを形成する可能性が高いです。
つまり、日足もピンクのラインでアップトレンドへ反転していて、154.72が日足のサイクルの天井になっているという事になります。
これも引っかかるポイントの1つです。
どっちの台本を見ても、必ず引っかかるポイントがあるので、台本を決めるのは難しいですが、引っかかる点や動き方や他銘柄のテクニカル分析等、色々な情報を加味した上で、私は青のラインが起点の台本の可能性が高いと思っています。
なので、154.72が日足のサイクルの天井があり、今回の4時間足のサイクルはオレンジのラインが天井でレフトトランスレーションを形成する可能性があり、ダウントレンドのエリオット波動の第3波を形成するという台本で想定しています。
トレードとしては、オレンジのラインが4時間足のサイクルの天井になっている可能性があるので、ショートエントリー狙いです。
オレンジのラインから少し大きく下落しているので、ショートエントリーポイントから外れていますが、どうしてもショートエントリーがしたい方は、損切り幅が広い分はポジションサイズを小さめにしてショートエントリーをすると良いです。
ピンクのラインが起点の台本でも、青のラインが起点の台本でも、ロングエントリーポイントではないので、ロングエントリーは控えて下さい。
理論的イレギュラーも起きて、傾向としても可能性の低い動き方をしていて、本当に判断が難しい相場ですが、ポジポジせずに、トレードをする場合は小さく負けながら台本を見極めていかないと、トレンドに乗れるような相場ではありません。
ポジポジしてしまう方や、損切りができないトレーダーは、現在のような相場で大きな損失を出しやすいので、「待つ」事を覚えて下さい。
現在のポジションです(‘ω’)ノ
NZドル円のロングは-21pipsで損切りにかかりました”(-“”-)”
現在の含み益は+5pipsです(*´▽`*)
2021年現在の獲得pipsは+13520pipsです。
2020年の獲得pipsは+17578pipsでした。
2019年の獲得pipsは+11537pipsでした。
2018年の獲得pipsは+21078pipsでした。