心と体の繋がり

 

仕事ができるビジネスパーソンは、体を鍛えている人が多いものです。

 

その理由は、「日々の達成感がある」「自己肯定感が上がる」「痩せられる」「健康になる」「集中力が高まる」「男女問わずモテるようになる」など様々ですが、その中でもつくづく重要だと思う理由はこれです。

 

体が元気だと、心も元気になりやすいから。

 

「心と体は繋がっている」と実感する人は多いと思います。

 

例えば、体力がない状態では、どんなに意思を強く持とうと思っても、気力が湧いてきません。

 

ちょっとしたことで落ち込み、ふんばりもきかないと思います。

 

一方で、ストレスがあると、体にも不調をきたし、深刻な病気になる事もあります。

 

デスクワークが多くなった現代人は、体にとっては不自然な環境。

 

その分、イライラしたり、落ち込んだりする事も増えているような気がするのです。

 

ジムに行ったり、ジョギングをしたりしなくても、散歩や体操をしたり、ストレッチをしたりと、自分が「気持ちいい」と思う事をすればいいと思います。

 

ともかく体を動かす習慣が得れば、ストレスも発散しやすく、気持ちもリラックスしてきます。

 

血流がよくなって、ぐっすりと眠れます。

 

体力も維持できます。

 

皆さんも、仕事をする上で、最後に大事なのは、技術でも、気力でもなく、体力だと、身にしみて感じていると思います。

 

どうやら私達は、自分にダメ出しをする癖があるようです。

 

1日に何度も心の中で「それじゃあ、ダメでしょう」「なんでできないのかな?」「いつもそうなんだから」などと叱るように、ダメなところを指摘しています。

 

それなのに、「自分を褒める」という習慣は、あまりないのではないでしょうか?

 

それでは、叱られてばかりいる子供のように、自信がなくなってしまいます。

 

自分を信じる為にも、毎日をご機嫌に過ごすためにも、「自分のダメなところ探し」以上に、「自分の良いところ探し」をして、褒めてあげる必要があるのです。

 

他人をほめるように「よくやった、えらい」「自分って、なんていいやつなんだ」などと褒めていると、不思議とイライラ、クヨクヨしなくなってきます。

 

自分で褒めているので、人に褒められなくても大丈夫。

 

傷ついても立ち直りが早い。

 

自然と自分に褒められる振る舞いをするようになる。

 

他人のいいところも見えてくる・・・と、自分を褒める習慣の効果は、思った以上に絶大なのです。

 

褒め慣れていない人は、1日の終わりに「今日は○○ができた。頑張った」「自分から挨拶した。偉い」などと小さな行動を褒める事から始めるといいと思います。

 

楽しい会話ができた事、小さな達成をした事、時間に間に合った事、頑張った事、耐えた事・・・なんでも褒めポイントになります。

 

自分の性質を「優しいね」「素直」「大らか~」と褒めたり、うまくいかなかった時にも「挑戦しただけでも、凄い事だよ」「能力はあるから、次は大丈夫」などと褒められたら、かなりの褒め上手です。

 

褒める習慣を身につけたら、励まし、癒してくれる応援団を得たようなものです。

 

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