左側と右側

 

「自分の時間を切り売りする」スタイル=クワドラントの左側。

 

「誰かに働いてもらう」スタイル=クワドラントの右側。

 

より自由に、やりたい事をやりながらお金を得る事ができるのは、当然ながら時間の制約がない、クワドラントの右側にいる人達です。

 

ロバート・キヨサキ氏も、経済的自由を手に入れるためには、クワドラントの右側に移行すべし、と説いています。

 

今すぐにどちらか一方を選べ・・・という事ではなく、クワドラントの領域を組み合わせてハイブリッドでいける、というのが私達の考えですが、このご時世においては、「クワドラントの左側に頼り切ってはいけない」事は確かです。

今クワドラントの左側にいる人は、できるだけ早い時期にクワドラントの右側への移行を考える事をお勧めします。

 

なぜか?

 

それはクワドラントの左側が今「危機的状況」にあるからです。

 

かつての日本では、クワドラントの左側すなわち「安定」の象徴でした。

 

会社に居ればどんどん昇給していく・・・。

 

家や土地を買えば、必ず値上がりする・・・。

 

明るい未来の計画も容易に立てられたと思います。

 

しかし今、終身雇用の時代も、年功序列の時代も、土地神話も、残念ながらとっくに終わっています。

 

これから先に待っているのは、人口減少&超高齢化の時代です。

 

天文学的数字の借金を抱えた日本経済に、明るい材料はそう多くありません。

 

「将来が不安だ。こんな時代に生まれて損だ」と思いますか?

 

確かに以前の日本は成長の波に乗り、もっと国全体が元気だったかも知れません。

 

しかしそれは、決してユートピアの世界ではありませんでした。

 

学校のシステムは、「良質な労働者」を製造するのに最適な機関です。

 

私達は、ベルトコンベアーで運ばれて組み立てられる商品さながらに、均質で、判を押すように、同じ知識を同じ分量、同じ要領で詰め込まれて社会へと送り出されました。

 

私達1人1人は容姿も、性質も、持ち味も違うのに、まったく同じに扱われる事に慣らされ、従順であるようにしつけられてきました。

 

これまではそんな状況を、疑問に思う事すらできなかったのです。

 

今は、かつての常識が揺らいでいます。

 

私達1人1人が、考えて行動する事を求められているのです。

 

今、このブログをお読みのあなたは、いち早く「この状況はおかしい」という事に、気づいた方です。

 

あなたが取るべきステップは、自分自身の足で歩く事です。

 

その第一歩として、「会社に頼らず、自分のお金は自分で何とかする」

 

当たり前の事ではありますが、これからの時代はその事がよりクローズアップされる時代になっていくと思います。

 

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