変えれるものの見極め

 

損する人は「変えられるもの」と「変えられないもの」の見極めが下手です。

 

そもそも、世の中は変えられないものの方が多いのです。

 

なぜなら、私達は社会の中で生きているからです。

 

社会の中で生きているという事は、私達の自由が尊重されます。

 

そして、人が自由になればなるほど、逆に不自由が増えるのです。

 

皆の自由を守るルールが存在するようになるからです(ルール=法律・規則・常識など)。

 

資本主義というルールなので、頑張った分だけ自由に稼ぐ事ができて、やる気が出る訳だし、就業規則や就業時間があるから、社員の時間や健康が守られているわけだし、赤信号は止まるのが常識なのです。

 

これからの日本の社会情勢においても、少子化、超高齢化社会、増税、シンギュラリティ、・・・などは必ず訪れる事が決まっています。

 

その中で対応できない人は、損していく事になります。

 

子供が減って、お年寄りが増えるという事は、税金は増える一方という未来が確定しています。

 

高速道路の料金所の係の人は、ETC化により、めっきり出会う機会が少なくなりましたし、これからも減り続けます。

 

5G到来により、自動運転やシェアリングが進んでいくと、もはや個人で車を所有する事すら時代に合わないわけですから、自動車会社に就職しようという人も減ってくるかも知れません。

 

こうやって見てみると、80%くらいの未来は、すでに決まっており、不自由の中で生きていかなければならないのです。

 

という事は、残りの20%の自分の管理下にある事を強く意識して生きていけるかが重要になってきます。

 

損しないためには、変えられないものに一喜一憂するのではなく、時代の流れを読み、今できる事(自分の管理下にある事)に目を向ける事が大切なのです。

 

今の時代の流れの中で「何ができるのか?」に焦点を当てる事を意識してみて下さい。

 

自粛により家にいる機会が増えて、行動が制限され、マスクをする事で会話が制限されると、自ずと人は消極的になりがちです。

 

そんな中でも自分の将来に希望を見出し、自分を研磨しようとしている前向きなコミュニティに所属する事自体に価値があるのです。

 

管理下にある事に目を向ける人こそ、損せずに、時代を勝ち抜けるのです。

 

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