損する人はネガティブ思考です。
言うまでもなく、ネガティブ思考は結果をつくりにくいです。
脳は、言葉をそのまま受け取り、実現すると言われています。
あなたが心の中で、もしくは口に出して発しているそのネガティブな言葉により、不幸な(損する)現実をつくり出しているのです。
そんな人たちの為に、
「まずは、言葉を変えましょう」
「『でも、だけど、だって、たら、れば』という言葉は使わないで下さい」
とアドバイスしたいのです。
でも、アドバイスした所で変わらない人は変わらないのです。
なぜでしょうか?
そもそも変わる気がないからです。
もともとネガティブな思考でも仕方ありません。
大事なのは、それを変えようと努力しているかです。
損する人は、今の自分を変えようとしないのです。
そしてさらに問題なのは、損する人の頑固さです。
自分が思っている事と違う意見が飛んでくると、拒否反応を起こしてしまう、その体の耐性を変える必要があるのです。
・ガードする=損する
・無防備になる=豊かになる
と覚えておいて下さい。
確かに、人の意見を受け入れるには勇気が要ります。
だから、皆さんにはこう思うようにしてほしいのです。
「それも、一理あるな」
「なるほど。そういう考えもあるんだ」
結果をつくる人は、常に柔軟です。
そして、いつまでも学んで吸収します。
学びをやめる事は、人として成長する事をやめる事と同じなのです。
損する人は不機嫌で、得する人は上機嫌です。
期限が悪いと、周りが気を遣います。
これでは絶対に人から好かれません。
人に機嫌をとらせてはダメです。
自分の期限くらい自分で取らなければなりません。
赤ん坊の時は「わぁーん」と泣けば食べさせてもらえて、眠い時は寝かせてもらえて、うんちを漏らした時はおむつを替えてもらえました。
大人になってから不機嫌なのは、赤ん坊が「わぁーん」と泣いて、周りにおむつを替えてもらっているようなものです。
もっと大人になって下さい。
機嫌には3種類あると言われています。
上機嫌、中機嫌、不機嫌の3つです。
不機嫌な人には、なぜか不機嫌な出来事が頻繁に起きます。
「普通にしているのに、何も良い事が起きません」という人がいますが、普通にしていたら、普通の事しか起きないのは当たり前です。
幸せは降ってくるものではありません。
幸せは、自ら気付いて感じるものなのです。
不幸は自動的、幸せは意思です。
意思があるのは人間だけです。
いくら人間に近い動物であるゴリラやチンパンジーでも、宇宙船に飛ばされると、重力がなくなり、体がぷかぷかと浮き始める状態にネガティブになり、更にはパニックに陥り、地球に戻るところには死んでいるそうです。
しかし人間は、意思の力で、重力がないその状態を「新たな発見だ」と捉える事ができるのです。
ですから、自分の機嫌くらい、絶対に自分でコントロールできるはずなのです。
そして不幸はうつります。
不幸でいると、不幸な人が集まります。
逆に、上機嫌の種をまいていると上機嫌な出来事が起きます。
「私って、いつも不幸でツイてないの!」
違います。
あなたが、そうなる種をまいているからなのです。
損する人にお勧めしたいのは、いつも微笑む事です。
とにかく、損する人は表情が不細工です。
微笑んでいる人は、何も考えていなくても不思議と自信ありげに見えると思います。
そうすると、不思議と良い事が起こります。
微笑んでいない、いつも怖い顔をしている人に、誰が近づきたいと思いますか?
あなたも周りも誰も得していないのです。
この世の中の最高のボランティアは、機嫌よくいる事です。
皆さんもその事を忘れないで下さい。