人生には沢山のチャンスがあります。
しかし、それを手に入れるには人に助けを求めなければなりません。
歴史を通じて、人に助けを求める事によって世の中を変えた例は無数にあります。
いくつか紹介します。
・もしクリストファー・コロンブスが女王イサベルに助けを求めて船と乗組員を確保しなかったら、新大陸を発見する事ができたでしょうか?
・もしトーマス・エジソンが実験をするための資金を求めなかったら、あんなに多くの発明を成し遂げる事ができたでしょうか?
・もしもレオナルド・ダ・ヴィンチが師匠のベロッキオに指導を求めなかったら、あれだけ偉大な業績を上げる事ができたでしょうか?
以上の事から分かるように、人に助けを求める事は決して弱者に限定されるのではなく、むしろ知恵と勇気のある人の成功の秘訣なのです。
人に助けを求める事を恐れなければ、もっと潜在能力を活用して業績を上げる事ができます。
欲しいものや必要なものを積極的に求めましょう。
そうする事によって、多くの新しい扉が開いて無限の可能性が広がります。
なぜ人々は助ける事を恐れるのでしょうか?
みっともないというのもありますが、最も一般的な理由は、断られる事への恐怖です。
実際、人々は「ノー」という答えを聞くのを、非常に恐れています。
悲しい事に、人に頼む事が怖くてできない人達は、自分で自分の頼みを断っています。
言い換えれば、誰かがノーと言う前に、自分で自分にノーと言ってしまっているのです。
(今までそんな風に考えた事がありましたか?)
自分を限定する最悪のパターンの1つは、「自分のアイデアや要望は拒絶される」と思い込んでしまう事です。
自分の欲しいものや必要としているものについては遠慮せずに求めればいいのです。
ノーと言われても失うものは何もありません。
それに対し、イエスと言ってもらえれば大きな得をします。
頼みさえすれば、よりよい条件で契約できたり、ワクワクする人たちと一緒に仕事ができたりするかもしれません。
あるいは、あこがれの異性とデートできるかもしれないのです。
恐れずに頼んでみて下さい。
そうすれば、可能性は無限に広がります。
マイナス思考は損です。
マイナス思考に陥っている事に気付いたら、すぐに発想の転換をしてプラス思考に切り替えて下さい。
例えばこんな風にです。
・恥をかきたくない。→恥をかいてもどうという事はない。
・断られたらどうしよう。→受け入れてもらえたら万々歳だ。
・うまくいかなかったらどうしよう。→うまくいったらラッキーだ。
よりポジティブな質問をする時、脳は人に頼む事の恩恵を探し始めます。
恩恵に気付けば気付く程自信が湧いてきます。
頼めばどんな得をするかが分かれば、恐怖心を乗り越えて積極的に人に助けを求める事ができます。