誇りをもって、自分の心で決断をした事に対して、周囲の人や世間から批判される事もあると思います。
特に今の時代は、匿名を良い事に自分は安全地帯の中に居ながら反射的に人を叩いて立ち去るという行動があちこちで見られます。
あまりにもアンフェアな批判だと思います。
こんなものにはびくともしない強い精神を養う事が、「個」を保ち、孤独に生きるためには必要になります。
とにかく徹底して鈍感になる事をお勧めします。
繊細に見つめるべきものと、鈍感を貫くべきものと。
対象を明確に区別して、選択する力を持つ。
肩の誇りを払うように颯爽と、問うのです。
「だから何なの」
よく分からない反論が返ってきたら、もう一度、「だから何なの」。
三度もこれを繰り返せば、たいていの問題は消え去っていきます。
無責任な批判者にはとらわれない事です。
直接かかわっていない人の、気まぐれな批判をいちいち気にしていたら前に進めません。
自分が誰のために何をやっているのか、シンプルに考えれば、気にする相手ではない事は明確にわかるはずです。
今日も元気に自分の心が喜び、確実に楽しんでくれる誰かがいる。
これで十分に、「個」としての役割を果たしているではないでしょうか?
もしも日々関わっている人から、「もうあなたとは一緒にやれない」と面と向かって言われたら、ちゃんと向き合って考えるべきだと思います。
でもそれだって、自分が否定されたと思い詰めなくていいのです。
たまたま考え方が一致しなくなっただけの事だから、「仕方がないよね」と握手してお別れをすればいいのです。
70億人いる人間全員から賛同を得るなんて無理なのです。
どんなに多くても、100人だと思います。
100人と気が合えば、十分に大きな仕事はできるのです。
そう考えれば、知らない誰かに批判されたって、どうって事ないやと思えるようになるかもしれません。
こんな時代だからこそ、孤独の力を身につけると良いと思います。