人生と目標を真剣に見つめる事は、目標への道筋を考え直す機会になります。
1日30分の運動は、本当に頭で思うほど難しいでしょうか？
確かに少し汗はかくし疲れますが、お気に入りの音楽をかけていれば30分なんてあっという間だと思います。
それに最初は少し辛いかも知れませんが、やっているうちにだんだん慣れてくるでしょうし、身体も強くなります。
ミーティングで自分の意見を言った時に起こりうる、最悪の事態はなんでしょうか？
アイデアが却下される事でしょうか？
もっともっと大きなタスク、例えば滞納していた税金を納めるとか、散らかり放題のガレージを片付けるとか、ずっと騙してきた誰かに本当の事を打ち明けるとかであっても、変化の道のりが意志のかすかな光から始まる事に変わりはありません。
人間は物事を大袈裟に考えるという点を忘れないで下さい。
真実を告白する行為が、サハラ砂漠を横断して返ってくる事のように思えたら、「目を覚ます」「ベッドから出る」「メールを開く」というように、タスクを小分けにして意志を宣言すると良いと思います。
もちろん、はるかに大きなタスクに取り組んでいる人も多いと思います。
しかし手順は全く変わりません。
例えば、暗い秘密を以前から1人で抱え込んいるとします。
その事に恥ずかしさや罪悪感、後悔を抱いていて、そのせいで人生も大きく変わってしまったとします。
そんな時は、「ずっと騙してきた人に本当の事を告げる意志があるか」と自分に問いかけるといいです。
そうすれば、いつ告白し、相手の話を聞き、その結果起こる事に対処すべきかがはっきりと見えてくるはずです。
凄く大変に思えるかもしれませんが、やってやれない事はないと思います。
大切なのはタスクではなく、タスクを終えた後に待っている人生です。
後ろめたさや嘘、気がかりから解放された、自由な人生を想像して下さい。
その時あなたは、誰にも気兼ねする事のない、最高に生き生きとした自分になれます。
ほとんどの場合、人が取り組むタスクは思っているよりずっとシンプルです。
問題は、その事を確認する時間があまりない点にあるのです。
本当に困難な壁も時にはありますが、同時にその壁の向こうには夢の人生が待っています。
誰もが望む自由な人生です。
だから主張して下さい。
「私には意志がある」とです。
