自分の才能を使って活躍している人達が、どういう経緯でそうなったのか、皆さんは気になりますか?
彼らの大半がごく普通の状態から、社会人生活を始めています。
もともと親がお金持ちだった人は、あまり問題意識がないのでのんびり屋さんが多く、才能を磨かせている人は少数派です。
それと同じように、才能がある人の子供も、意外と才能を発揮できていない事があります。
それは、親が才能に溢れている分だけ、比べた時に自分には才能がないと落ち込むからではないかと思います。
今、大好きな事をやって幸せに生きる人達のほとんどが、一代で自分の才能を発見して、今の人生を手に入れています。
でも、あなたがまだ、自分の才能を発揮して理想の人生を生きていないからといって、落ち込む必要はありません。
あなたがこれまで自分の才能を見つけられなかったのには、理由があります。
それは、「探してきた場所が悪かった」事と「見つけ方が間違っていた」事です。
才能を使わない人生は、例えばこんな感じです。
「高校や大学を出て、なんとなく縁のあった会社に入社。その会社でたまたま与えられた仕事をやって、それをこなしていくだけ」
あるいは、「親が始めた商売をなんとなく継いで、今に至る。本当にやりたかったわけではないけれど、勤めるのも嫌だったので、退屈を感じながらも、そこそこ暮らしていけるだけの収入がある状態」
そんな多くの人達が正しいと思っている生き方を選ぶと、適度な「安定」が手に入る者の、もれなく「不満」がセットでついてきます。
ワクワクする生き方ではありませんが、不安は少ないと思います。
人に言われたとおりにやる敷かれたレールを走る人生は、安定を求めるがゆえに、ワクワク感が減ってしまうのは仕方ありません。
安定した仕事をやっている限り、与えられたものを適度にこなし、失敗してはへこみ、うまくいってはちょっと喜ぶという、振れ幅の小さい毎日が続きます。
喜びも少ない代わりに、落ち込みも少ないという生活です。
経済的にも、社会的にも、感情的にも安定した生活です。
これが、多くの人が良いと思っている人生です。
もしあなたが今、そのように生きているとしたら、人生の岐路で、人生を左右する事をなんとなく決めてきてしまったのではないでしょうか?
お父さんやお母さんが「その選択が良い」と勧めた。
あるいは、学校の先輩や友人たちがそうだった。
そんな事を見聞きして、知らないうちにあなたも同じ選択をしたのかも知れません。
一方、才能を使って生きている人の人生はこんな感じです。
まず朝は、「さあ、今日はどんなワクワクする事をしようかな?」と考えながら楽しく始まります。
自分にしかできない仕事があって、それをできる喜びを嚙みしめて、1日がスタートするのです。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズも、朝目覚めた瞬間からワクワクして1日を始めたそうです。
「今日も、世界で最もクリエイティブな人たちと最高レベルの仕事ができると思うとワクワクする」と語っていました。
才能を使って生きている人は、普通の人に比べて、よりクリエイティブに生きている人、より才能のある人と仕事ができるという特典を手にしています。
才能を使って生きているので、当然、同じような才能レベルの人達と一緒仕事をする事になります。
そういう仲間と一緒に仕事ができる事が、最高の贅沢だという感覚で1日を過ごすわけです。
また、彼らは、自分を高めるための投資を自由にできるだけの経済力を持っています。
自分のアトリエ、オフィス、スタジオ、書斎、キッチン、別荘を所有して、自分の才能が最大限発揮できる環境を整えています。
だから、ますます才能に磨きがかかっていくのです。