理想主義になるためには、まず、自分の直感を信じる事です。
私達は誰もが、直感を無視した経験があるものです。
後になってから、
「ノーと言うべきだと知っていたのに」
「あの事をしてはいけないと知っていたのに」
という羽目になったり、えごにかられた姿勢と向き合う必要に迫られたりします。
遅かれ、早かれ、直感を無視できない時点はやってきます。
そして、神との共同作業を始めるようになります。
そんな事は不可能だよ、と言われたとしても、その前に「自分はできる」と信じていた事を思い出して下さい。
そして、自分の考え方に影響を与えているもの、「自分が心を閉ざす原因になったかもしれない」と思われるものをすべてチェックして下さい。
1つ1つを調べて、次のように言いましょう。
「今の私に不可能な事はない。昔吹き込まれた思い込みは、すべて手放します」
自分の考えに影響を与えてきたもののリストをつくってみると、おそらく百項目以上の手放すべき事柄を見つけ出すと思います。
もはやそれらは、あなたの人生に影響を与える必要はないのです。
その次に、あなたの「新しい現実」を想像する実験をしてみて下さい。
起こって欲しい事、会いたい人など、「自分にとって大切だと思う事」のヴィジョンを持ち続けて下さい。
それらが自分の人生に実現するように焦点を当てるのです。
それを実現させていく途中で起こる「小さな事」を全部書き留めて下さい。
しばらくすると、「自分の現実とは、自分が共同創造者として1つの役割を演じているもの」なのだと気付くと思います。
「なりたい自分になれる」「人生に起こって欲しい事は起こるんだ」と、深いところから信じられるようになるためには、少し時間がかかるかもしれません。
しかし、自身の「内なるヴィジョン」を自分の中心に、そして前面に持ち続けていれば、それは必ず起こってくると思うのです。