他人の批判は、他人のせいにする事や不平を言う事と同じように悪い習慣です。
幸せな人生を送るためには、この悪い習慣を断ち切らなければなりません。
他人を批判せず受け入れて下さい。
それが簡単ではない事は分かっていますが、是非実行してください。
他人を批判するたびに、あなたは自分を批判しているのです。
他人について気になっている事は、実際には自分について気になっている事ではないでしょうか?
アメリカの歌手ボブ・マーリーもこう言いました。
他人を指さして批判する前に、自分の指がきれいかどうかを確認しよう。
かつてシェイクスピアは「いいとか悪いというのはなく、そのように考えるからそうなるのだ」と言いました。
これは名言です。
どんなに悪く見える経験でも、その中に隠された良い事を探し求めて下さい。
いかなる状況でも悲観主義に陥らず、常に良い事を見つける習慣を確立すれば、人生の質を飛躍的に高める事ができます。
経験それ自体は中立的ですが、それに対するものの見方がそれを良い事にしたり悪い事にしたりするのです。
物の見方を改善する1つの方法は、ポジティブな表現を使う事です。
例えば、「失敗」を「学習経験」と言い換えるのがそうです。
ポジティブな表現を使って、自分が置かれている状況に対する解釈を変える具体例を紹介します。
私は失業者だ。→私は自分に合う仕事を見つけるために時間を取っている。
私は病人だ。→私は健康を取り戻すためにしばらく休養を必要としている。
私は問題を抱えている。→私は成長するための機会に恵まれている。
私は失敗してしまった。→私はこの素晴らしい学習経験を今後に生かす。
私は何をしても駄目だった。→私はこれから飛躍を遂げるために全力を尽くす。
このように、どんなに悪く見える状況でも、その中に隠された良い事が少しでも見つかるはずです。
皆さんも、いかなる状況でも悲観主義に陥るのではなく、常に良い事を探す癖をつけるようにして下さい。
楽観主義者はドーナツを見て喜び、悲観主義者はドーナツの穴を見て悲しむ。 オスカー・ワイルド