先延ばし

 

心理学者のウェイン・ダイアーは「今すぐにしよう。未来は誰にも約束されていないのだから」と言っています。

 

例えば、メールの返信、旧友との再会、家族との団らんを先延ばしにしてはいけません。

 

すべき事を先延ばしにすると不安が募るだけです。

 

大抵の場合、先延ばしにして不安と良心の呵責に悩まされていた事でも、いざやってみると1時間ぐらいでできるから、その後はスッキリして気分が爽快になるのです。

 

先延ばしとは、やるべき事を避ける事です。

 

実際に何もしていないのに魔法のように事態が好転すると期待して大切な用事を延期する事です。

 

しかし、事態は1人でに好転する事はありません。

 

大抵の場合、先延ばしの原因は、心の中で抱いている何らかの恐怖です。

 

例えば、断られる事への恐怖や失敗する事への恐怖です。

 

もう1つの原因は課題に圧倒される事なのです。

 

どんな課題を抱えていても、それをして下さい。

 

明日か来週までそれを先延ばしにしてはいけません。

 

今すぐにそれに取りかかりましょう。

 

「やり残して死んでもいいと思うことだけを明日に延期しよう。」 パブロ・ピカソ(スペインの画家)

 

「先延ばし癖はとんでもない時間泥棒だ。気づいたら、すぐに改心しよう。」 チャールズ・ディケンズ(イギリスの作家)

 

「やってみる」という表現を使うのをやめれば、大きな恩恵を得る事ができます。

 

この表現を自分の語彙から排除して下さい。

 

「やってみる」という表現は失敗を暗示しています。

 

あなたが誰かに何らかの仕事を依頼する時、その人にどう言って欲しいでしょうか?

 

「それをやってみます」か「それをやり遂げます」か、どちらでしょうか?

 

何らかの課題を実行してうまくいけば、それは素晴らしい事です。

 

実行してうまくいかなければ、原因を調べて教訓を学べばいいのです。

 

成果を上げるためのに何を変えればいいかを考えて、再び実行しましょう。

 

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