責任

 

「自分」という人間の運命を受け入れる事で、自分の人生に全責任が持てる人間となれます。

 

「全責任を持つ」という事は「当事者意識を持つ」と言い換える事ができます。

 

当事者意識とは、身近な例で言えば、炊事、洗濯、掃除、育児などもそうです。

 

自分の身の回りの事は、なんでも自分でやるのが原則です。

 

そして、もし周りの人に手伝ってもらえた時には、「ありがとう」と率直に感謝する。

 

これが当事者意識です。

 

その逆は被害者意識です。

 

被害者意識には、甘えや依存の考えが存在します。

 

感謝ができない人の心は、いつも閉塞感に支配されています。

 

「掃除や洗濯は家族や妻に任せておけばいい」

 

「炊事や育児は女性の仕事だ」

 

これらは、いったい誰が決めたのでしょうか?

 

誰も決めてはいません。

 

そう思っている人は、たんに自分に都合の良い解釈をしているだけなのです。

 

成功している人たちは、皆、当事者意識が強いと思います。

 

特に黒字企業の経営者は、それが顕著です。

 

逆に言えば、当事者意識のない経営者は、経営者とは呼べません。

 

会社の業績悪化の理由を、不景気や社員が働かないせいにしています。

 

この否定的な思考は無責任さからきています。

 

このような経営者の意識が赤字の原因なのです。

 

「すべて自分でやる」というのが経営者です。

 

本来は1から10まで自分でやらなければなりません。

 

自分がやらなければならない事を、他の人にやってもらっていると気付いた時に人は変わります。

 

あなたには、あなたの人生をマネジメントしていく責任があります。

 

つまり、あなたは、あなたという企業の「最高経営責任者」と言い換える事ができると思います。

 

自分という人間の運命を受け入れ、自分の人生をより良く出来るのは自分しかいないと自覚して下さい。

 

「自分の人生には、自分が責任を持つ」

 

今の自分の人生を受け入れれば、堂々と自信を持って物事に取り組めるようになるはずです。

 

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