折れない自信

 

自信は、自分の思考が実現すればするほど大きくなります。

 

「こうしよう」と決めて、それを自分の力で現実化した。

 

それまでできなかった事が、学習や訓練によってできるようになった。

 

こうした成功体験、突破体験をした時、小さな自信が生まれ、これを繰り返す事によって、少しずつ大きな自信になっていきます。

 

つまり自信をつけるには、「自分の思っている事」と「している事」を一致させる習慣を身につける事が大切です。

 

1日のはじまりに、自分の目的や目標を確認して、それを達成するための具体的な行動計画を立てます。

 

そして、その日の終わりに、自分の思考を現実化できていると思えば自信がついていきます。

 

逆に描いたプランと乖離があればあるほど自信が失われていくと思います。

 

日々の生活習慣で「自信がつく」「つかない」が分かれます。

 

もちろん自信が形成される方向へ日々進んでいく事が大切です。

 

「目的」とは目標の先にある生きがい、大切にしたいイメージです。

 

「目標」とは自分の望んでいる状態や未来の出来事です。

 

自信は達成経験がなければ、形成されないので、まずは達成しやすい目標を設定すると良いと思います。

 

毎朝早起きをする、毎月決めた冊数だけ本を読む、ダイエットの為に毎日公園を散歩する、毎月決まった額を貯金する、など小さな目標の達成を目指しましょう。

 

1つ目標ができたら、今度はレベルを上げて、同じように実現に向けて取り組みます。

 

こうして、大きな自信をつくり上げていくのです。

 

最初から高すぎる目標を立ててしまうと、理想と現実のギャップに苦しんで挫折し、結果として自信喪失という事になり兼ねません。

 

確実に実現し、少しずつレベルを上げながら、積み上げていく事が肝心です。

 

ここまで積み上げる事ができたという実感があれば自信がつきます。

 

「ここまでやって来たという自分」を尊敬できるようになるからです。

 

小さな目標を立てそれに向かって歩み始めたら、その足跡をたどってみて下さい。

 

「先週一週間、自分は何をしてきたのだろうか」と振り返ってみて、自分で決めた目標をしっかりと実行してきたと思えれば、自信に繋がります。

 

あなたの未来は「今」の延長線上にあります。

 

だからこそ、小さな目標達成を積み重ねていくのです。

 

もし、自分の思い描いた結果が得られていなくても、失敗ではありません。

 

全て経験です。

 

その経験の中から何かを掴み取る努力をして明日に活かす事が大切なのです。

 

自分の立てた目標を達成していくうちに、しだいに達成できる領域が広がっている事に気づくはずです。

 

そうです。

 

人は、そうして成功へと近づいていきます。

 

簡単に手に入る自信は長持ちしません。

 

小さな成功をコツコツ積み上げた大きな自信は、そう簡単には折れません。

 

手に入れるまでに時間はかかりますが、その分、堅固で確実な「一生折れない自信」となるのです。

 

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