継続の極意は「習慣化」です。
よいリズムをつくるのは、よい行動を習慣化するためです。
習慣化こそが、自信をつけるための最大の秘訣とも言えます。
朝起きて顔を洗う、歯を磨く。
人に会ったら挨拶をする。
これらと同じように、自信をつけるために、習慣化してしまえば、何も考えずに自然と小さな達成を積み重ねていけるようになります。
継続の極意は習慣化。
習慣化できれば大きな自信が持てる。
ただ、人間の意思は弱いのです。
「なんとか続けよう、続けよう」と頑張っていると、多くの人が途中で挫折してしまうと思います。
継続しようとすると必ず失敗します。
続ける事が目的となり、意思の力で自分の行動を制限しようとするからです。
願望は強くて、意思は弱いのです。
意思では、こうしたいという快適感情に負けてしまいます。
続ける努力をするのではなく「願望」や「夢」にフォーカスする事が大切です。
「自分はどうなりたいか」という理想の姿に焦点を当てて、行動してみて下さい。
願望にフォーカスし続ける事ができれば、人は変われます。
私達人間は、「自分はこうありたい」という基本的欲求(願望)を求めて行動しています。
だから、その基本的欲求にフォーカスする事で、自分を成功へと導く事ができます。
基本的欲求は、強ければ強いほど、明確であれば明確であるほど効果が期待できます。
それだけ人は、熱心に、スピーディーに願望に向かって行動するからです。
目標を達成するには、プラスの動機付けをする事も大切です。
あなたが毎日吸うタバコの本数を減らし、最終的には禁煙を目指すとします。
そこで、毎日の達成度をタバコの本数で表す事にしました。
①その日に‘‘吸ったタバコ’’の本数を記録する
②その日に‘‘吸わなかった’’タバコの本数を記録する
①と②とでは、どちらがタバコの本数を減らせる可能性が高いと思いますか?
答えは②です。
①の場合は、1本吸うごとに「また吸ってしまった」と自責の念に駆られ、マイナスの動機付けが行われます。
②は1本我慢するたびに、「やった、また昨日より1本多く我慢できた。ひょっとして、このまま禁煙できるんじゃないか」と小さな達成感を何度も味わう事ができ、それがプラスの動機付けとなります。
よって、モチベーションを落とす事無く、長く続けられるのです。
願望や夢にフォーカスし、目標に対してはプラスの動機付けを行う。
更に「3日、3週間、3か月」続けていく事によって、要習慣を身につける事ができるのです。