うまくいかない時は、原則から外れています。
自分1人の世界で思い込んでいても自信はつきません。
このような時は、成功者から学びを得ると良いと思います。
明日、朝が来る事を誰もが確信しています。
なぜなら、自然の摂理だからです。
そして、私達はそれを知っています。
体験してきたからです。
自信をつけるには、人から言われる事に見通しを持つのではなく、体験し、自分の中の確信を積み上げる事が大切です。
自分の知らない事、まだ体験した事のない事に自信を持って、あるいは将来の見通しを持って取り組む事はとても難しい事です。
それでも「何か」を信じて前へと進まなければ自信は培われません。
子どもを育てた事はないけれども、子供を育てる。
家を建てた事がないけれども、自分の家を建てて、家族と幸せに暮らす。
会社を経営した事はないけれども、設立して、大きくしようと努力する。
私達が、これまで経験した事がない事に取り組めるのは、自分の周りに成功している例がいくつもあるからです。
うまくいっている人を見れば、体験した事が無くても、ある程度の見通しを持って取り組めます。
もちろん、これまでに培った大きな自信をよりどころにしている人もいると思います。
しかし、そのような人たちも、初めから自信があったわけではありません。
先人の教えを学び、真似る事で、成功をつかみ、その結果、大きな自信を獲得したに違いありません。
良質なお手本こそが、あなたを成功へと導きます。
あなたの周りにいるうまくいっている人、成功者の姿に目を向けてみて下さい。
きっと将来の見通しが見えてくるはずです。
成功者に学ぶ事。
自分の将来ないたい理想の人物像を心にありありと描いて、可能ならばその人たちと対話できる時間を持ち、少しでも近づく努力をする。
モデルになるのは、あなたがこれまでに出会ってきた人たち、あるいは書籍やテレビ、セミナーなどで見知った人たちです。
自分の周りに理想とする人物が見当たらないのであれば、伝記や自伝を読むのもお勧めです。
皆、一筋縄ではいかない人生を懸命に生き抜いてきた事がわかるはずです。
この時、できるだけ自分の境遇に近い人の書籍を選ぶ事をお勧めします。
人は自分の価値観に近い人に惹かれる傾向があるからです。
彼らの書籍には「実」があります。
経営者として自らが体験してきた「事実」が書かれています。
だから、信頼できるのです。
逆に評論家が著したものはあまり好きではありません。
そこには「実」だけではなく、「虚」も含まれていると考えられるからです。
うまくいっている人は世の中に沢山います。
謙虚に学び続ける姿勢が大切なのです。