完璧主義は捨てて下さい。
完璧な人は、他人が手伝う必要がないからどんどん孤立していきます。
本当に愛される人は、周りが助けてあげたくなる人です。
赤ちゃんをイメージしてみると、分かりやすいと思います。
助けてあげたくなる人の方が、周りに人が集まりやすいのです。
感情を抜きにして、メリットを考えてみて下さい。
あなたは、自分の事をよく助けてくれる人に感謝をしていたとしても、愛しいと思うでしょうか?
それよりも、自分が助けたい相手の方が愛しかったり、大切だったりするのではないでしょうか?
確かに自分が何かすると、相手もお返しはしてくれます。
ただそれは、「返報性の法則」といい、やったからお返ししてくれているだけです。
愛される事は別物の可能性が高いのです。
恋愛に置き換えると分かりやすいと思います。
相手に何でもやってあげると、相手はその状態が普通になり、感謝を忘れます。
感謝を忘れられると、自分の心に不満が溜まり出します。
結果的に関係が悪くなります。
「私はこんなにしているのに」と怒り出す人もいます。
少し厳しいけど、それは自分のせいなのです。
あなたがやり過ぎてしまって、相手の当たり前にしてしまったのです。
自分が何でもやる完璧な人間になるより、人が助けたくなる隙を作りましょう。
人柄や弱さを隠さずに過ごした方が、大切にしてもらえると思います。
完璧にやろうとすればするほど、人は離れていくものです。
逆に相手に助けさせてあげた方が、人は集まってくるのです。
さて、あなたにメリットがあるのはどちらでしょうか?
自分が何を提供できるのかを知っている人は強いと思います。
例えば、Twitterでファンを作りたい場合のプロフィールの鉄則は、1行目に「何を自分があなたに提供できるのか」を書く事です。
「何を提供したいのか」ではなく、それはあなたの主観だからです。
見た側が何を提供してもらえるのかを書かないと、興味をもってもらえません。
自分が伝えたいメッセージを書いてしまう人がいますが、それは大間違いなのです。
これは、ビジネスでも一緒です。
例えば転職の際の履歴書に、自分がしたい事を書いている人はいないでしょうか?
転職先の会社にとって、有益になるアピールポイントを書かないと意味がありません。
ビジネスでの基本は「何を提供したいのか」ではなく、「何を提供できるのか」なのです。