なぜか気付くと、厄介な人や、苦手な人といつも関わる事になっている人がいると思います。
常時、1人か2人、嫌な人が周りにいるというような事です。
そんな人を見ていると、ドMなのかと思ってしまいます。
ちゃんと考えたら、人間関係をつくっているのは自分なのに、周りに変な人が常にいるというのは、おかしくないでしょうか?
自分で選んだのだから。
これはもうはっきり言いますと、友人選びの嗅覚が腐っているという事です。
会社選びも同じ事です。
自分から「入社させて下さい」と、変な会社を自分で選んだだけなのです。
話が飛びましたが、人間関係で大事な事の1つに、嫌な人を敵にしないという事もあります。
どうしても付き合わないといけない嫌な人を、上手い事スルーする力も、もちろんあった方がいいと思います。
しかし、常に考えておくべき事は「付き合いたい人と付き合う方法」なのです。
人間関係に必ず振り回される人は、そもそも人に振り回されない環境に身を置くべきです。
例えば、子供がジュースをコップに注ごうとしている時に「こぼしちゃダメだよ」と言うと、こぼすイメージが頭に浮かぶからこぼしちゃう。
でも、ちゃんと両手をもつように伝えると、ちゃんともって注いでいるイメージが頭に浮かび、成功します。
これは、人間関係のトラブルも一緒です。
トラブルを回避しよう、回避しようと頭に強く思い浮かべているから、トラブルを引き寄せてしまうのです。
実はピンチに備えて生きている人は、ピンチが来る人だったりします。
フォーカスすべきは「付き合いたい人と付き合う方法」です。
人間関係は、時には負けた方が楽だったりします。
更に、負ける事こそ、本当の強さなのです。
人間関係においては、負けてあげた方が自分に有利に事が進む事が多いのです。
勝ちにこだわる人の周りには、その人より弱い人が集まりやすいのです。
勝つ事に快感をもつ人間は、当然自分より弱い人を周りに置きたがります。
その結果、組織やコミュニティはどんどん先細りしていくのです。
逆にあえて負ける人の周りには、強い人が集まるものです。
ここで大切なのは、ただ負けるのではなく、力があるのにあえて負けてあげる事です。
頼りになる人もいいですが、助けてあげたくなるファニーな感じも大切です。
結果、自分自身が楽になるのです。
負けを選べる余裕は強さなのです。