失敗を恐れる人がいます。
確かに、誰だって失敗はしたくありません。
しかし、失敗とは勝つための学びでしかないのです。
成功するパターンは時代や背景によって変わるけど、失敗するパターンはある程度決まっています。
だから、学ぶべきは失敗からなのです。
失敗するパターンをたくさん知っていれば、失敗する確率を減らせます。
成功率を上げるのは難しいですが、失敗率はデータで下げられます。
初めから失敗の数が少ない人は、成功する確率も低くなるのです。
成功し続ける人とは、別の見方をすれば、できる範囲の事ばかりやっている人という事になります。
自分の失敗しない許容範囲内の事をやり続けていても、訪れるのは先細りです。
自分の可能性を広げていくには挑戦はつきものです。
「失敗し尽くしたら成功しかしなくなる」
この言葉を忘れないで下さい。
少し厳しい言い方ですが、夢や希望ばかり追って現実を見ていない人は多いと思います。
夢を追って現実にならないのは、努力の方向性が間違っているからです。
分かりやすく言えば、夢中になれていないという事です。
大切なのは「目標達成能力ではなく、目標設定能力」です。
遠くばかり見ていると、目の前の事はぼやけます。
目の前だけ見ていると、遠くはぼやけます。
どちらがいいとか悪いという話ではなく、人それぞれ見るべきところは違うのです。
どこかで聞いたエセ成功哲学ばかり信じていたら、痛い目を見るのです。
目の前の事に集中できない人に未来は作れません。
なぜなら、未来とは「今」を振り返した先にあるものだからです。
負うのは夢ではなく、自分がどんな人生を送りたいのかという事です。
そこに向かっていれば、やり方はどうでもいいのです。
夢ばかり語って、何も変わらないなら、ちゃんと自分を見つめ直すべきです。