お金に強くなれた人とお金に弱いままの人、何が違うのでしょうか？
それは、「計画や予算を持っているか」という事です。
会社で仕事をしていれば、当たり前のように計画や予算があります。
いくら売り上げないといけない。
いくら利益を得よう。
それに対して、どのくらいの費用がかかるのか。
いくら使ってもいいのか。
そんな風に計画と予算を立てて、会社は経営されています。
どうしてそんな事をするのか？
その方がうまくいく確率が高くなるからです。
確実に目標を達成できたり、利益を残していく事ができるからです。
これは、会社に勤めている人なら、どんな仕事をしている人でもご存じの事だと思います。
皆意識していますし、やっている事です。
闇雲に売り上げや利益を追いかけ、組織の規模を拡大させていったとしても、それ以上の費用を使ってしまったら、会社は破綻してしまいます。
計画や予算を持っているからこそ、会社の経営は回っていくのです。
しかし、会社では予算や計画に基づいて動いているのに、どうして個人の家計になると、それをやらないのでしょうか？
しっかり計画を立て、予算を持って行動した方がいいのです。
なぜなら、その方がうまくいく確率が高いからです。
経営と同じです。
いつも無計画にとりあえずの行動をしている。
そういう会社がうまくいくと思いますか？
それは、個人も同じなのです。
計画や予選を立てる前に、まずやらないといけない事があります。
それは、「現状を常にしっかり把握しておく」という事です。
例えば、「給料が多くないから、貯めるお金が足りない」と言う人がいます。
そういう場合に限って、自分の財布の中身について分かっていなかったりします。
財布の中身も分からないのに、なぜ「お金がない」なのでしょうか？
そして毎月、何にいくら使っているのかを把握できていなかったりします。
だから結局、月末になって「お金がない」という事になり兼ねないのです。
毎月、何にいくら使っているのか？
それをしっかり洗い出してみる事です。
そうすれば、必ず無駄な出費がある事に気づけます。
お金に強くなれた人は、その事に気づけた人です。
それが貯蓄に繋がっていくのです。
