現状がしっかり把握できている人は、実は計画がしっかりある人でもあります。
計画がしっかりあると、それを実行しようとするからです。
実行のためには、目の前の現状を理解しておかないといけません。
だから、把握ができるのです。
例えば、「1000万円をつくりたい」というゴールがあるとします。
ただ考えて漠然とお金を貯めていたのでは、達成はなかなか難しいと思います。
では、10年でつくるために、計画を立ててみたらどうでしょうか?
逆算してみると、1年で100万円ずつ貯めなければいけない事になります。
となると、月5万円、ボーナスで年間36万円貯めるとして1年間で96万円。
これが10年で960万円。
残り40万円を運営でまかなう。
こうなれば、月に5万円ずつ貯めることができるよう、毎月の収支を考えていく事になります。
毎月の給料とにらめっこして、1日どのくらい、1週間でどのくらい自由に使っていいのかも把握ができるようになります。
経営と同じように、明確でロジカルな計画と予算を手に入れる事ができるのです。
それこそ、もっと長期で大きなゴールをつくってもいいかも知れません。
「5000万円をつくりたい」とします。
そうなれば、収支のポケットを増やしていく必要が出てくると思います。
ここから、副業や結婚という選択肢も生まれるかもしれません。
結婚で収入は一気に2倍になります。
そうすると、計画の幅は更に広がります。
会社員という信用を上手く使って低金利のお金を借りて、不動産投資をするという選択肢も出てくるかも知れません。
すると、家賃収入という新たなポケットが加わります。
実際、こんなふうにして、お金をどんどん大きくしている人が沢山いるのです。