誰を信じる

 

お金についての学びは、今は色んな所でできます。

 

もちろん本という形もありますが、ネット上にも沢山溢れています。

 

無料でいくらでも、色んな情報にアクセスできます。

 

また、友達や知人、会社の同僚や先輩、上司から救われる事もあるでしょうし、家族からもあると思います。

 

お金や投資に関する雑誌もあります。

 

だからこそ、1つ大事な事があります。

 

それは、「誰を信じるのか、はっきりさせた方がいい」という事です。

 

というのも、語られる事が、必ずしも一致しないからです。

 

お勧めなのは、「うまくいった人を信じる」という方法です。

 

やはりお金持ちになった人に教えを請い、彼らを信じる事が1番の近道だと思います。

 

また、これはお金に限らず、会社の経営でも同じです。

 

・お金に強い人は、成功者やプロの言う事を聞く

 

・お金に弱い人は、友達の言う事を聞く

 

すぐに身近にいる人の話の方が耳に入りやすくなるのかも知れませんが、私はこういう事だと思っています。

 

自分に都合のいい方を選択してしまうのです。

 

「誰を信じるか」という時、日本では陥りやすい罠があります。

 

「日本人は、意外に権威に弱い」という事です。

 

本来、「誰を信じるべきなのか」は、「うまくいった人」であり、「実際に成功した人」であるべきです。

 

この人を信じてついて行きたい、この人をメンターにしたい、この人に教えを請いたい・・・。

 

そういう人は、お金に本当に強い人であるべきです。

 

ところが、そうでないものに影響されてしまうのです。

 

学歴であったり、職歴であったり、そうした権威だけを見て、信じるべき人を決めてしまう人がいるのです。

 

・お金に強い人は、信じる人を自分で決める

 

・お金に弱い人は、信じる人を権威で決める

 

もし権威をもっていて、なおかつ実績も上げている。

 

お金持ちとして成功しているという事であれば、私も異存はありません。

 

ところが、「あの人は東大を出ているから」「あの人はハーバードだから」「あの人は有名なところにいたから」というだけで信じてしまう人が少なくありません。

 

たしかに、東大やハーバード、有名な組織のような権威あるところを経て、大きな成功をしている人もいます。

 

一方で、権威はあるけれど、机上の空論ばかり言っている人も、実際に沢山います。

 

権威を手にしている事だけで満足して、それ以上のチャレンジをしようとか、成長しようとか考えない人も少なくありません。

 

結局のところ、学校を出た後に、どれだけ学び、どれだけ本を読み、どれだけ経験し、どれだけ情報を得たかで、人の成長は決まるのです。

 

権威に惑わされず、自分で「この人だ」という選ぶ目をもつ事、あるいは、持とうとする事が大切なのです。

 

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