お金に強くなれた人は、子供には贅沢をさせません。
子供に贅沢をさせても、良い事はないと分かっているからです。
逆に、お金に弱いままの人は、子供に贅沢をさせたがる印象があります。
自分がお金についての学びを得ていない。
これは1つの証かもしれません。
お金持ちや成功している人達は、贅沢をさせる事は、むしろ子供を不幸にしかねないと分かっているのです。
金銭感覚を麻痺させてしまう。
自分でお金をコントロールする事ができなくなる。
お金について考えなくなってしまう。
自分でお金をコントロールする事ができなくなる。
お金について考えなくなってしまう。
そんなデメリットが分かっています。
ジム・ロジャースさんも同じです。
インタビューで2人の娘さんがいらっしゃるという話をされていましたが、最初にプレゼントしたのは、貯金箱でした。
自分でお金を貯めていく事、お金には金利がつく事、お金は使ってしまったら無くなってしまう事などを、しっかり子供たちに伝えたかったからです。
人形などいくらでも買えたでしょうに、わざわざ自分の貯金から買わせました。
そうする事で、お金というものを子供に学ばせたかったのです。
そして実際に、娘さんは大きな学びを得ました。
また、14歳になったら、自分でお金を稼ぐ経験をする事が大切だと語っていました。
実際、上の娘さんは、自分で中国語を教える仕事を見つけてきました。
時給20ドルで、です。
「彼女たちに何があっても生きていけるようにしたい」とジムさんは言っていました。
もし贅沢三昧で、お金を好きに使わせていたりしたら、こんな事になったかどうか。
その場では贅沢ができて、喜びが得られるかもしれません。
しかし、困るのは将来です。
ずっと同じ事はできないからです。
また、いずれは自分で稼いでいかなければならないからです。
ジムさんの言う通り、将来、何があっても生きていける力を身につける事こそ、子供たちには必要な事だと思います。
それは、贅沢を覚えさせる事は、まったく逆の事です。
そして、その教えは、間違いなく子供をお金に強くしていくのです。