感情判断

 

論理力が低い人は、日々の選択を感情で行っています。

 

そのため、何かにつけて感情的になり、感情で判断します。

 

「思いつめる」のも感情です。

 

「生きづらい」「窮屈」「閉塞感」も、本人が勝手に抱く感情です。

 

そしてこれは男女間の恋愛・結婚でも同じです。

 

特に自己肯定感が低く精神的に自律できていない男女は相性が良く、そういう人同士のカップルはお互いに依存し合う関係となります。

 

男性で多いのは、説教。命令・オラオラ系のモラハラタイプです。

 

彼らは自分に自信がないため、自分より弱い存在を従える事で自己有能感を得ようとするからです。

 

優秀な人の中にいると相対的に自分に落ちこぼれとなって自信を失いがちですが、自分よりダメな集団の中にいれば、相対的に自分は優秀となります。

 

いわゆる対比効果による自信です。

 

だから自分より弱い人を従え支配すれば、自分は強い存在だという自信を持てるわけです。

 

逆にこういう人は、自己肯定感が高く自立した女性には近づかないし、近づけません。

 

彼らは凛とした女性を目の前にした時、自分ではこの人を支配できないと本能的に悟り、及び腰になるからです。

 

自立した相手と一緒に居ると、自分がひどくちっぽけで無能な存在に思え、そう感じる恐怖感が、避けるという行動に繋がります。

 

一方で、自立できていない自己肯定感の低い女性を目の前にすると俄然自信が出てきて、猛アプローチをかけるのです。

 

女性側も、自己肯定感の低い人に限って、こういうモラハラ男性を頼もしく感じます。

 

彼女たちは、自分が必要とされている、自分に存在価値があると確認できるという心理的満足感が欲しくて、相手が虚勢を張っている事を見抜けません。

 

こうして、いつも同じような男性が近寄ってきて、いつも同じような男性を好きになり苦労させられます。

 

むろんこれらは程度問題ではありますが、かように自己肯定感が低いと、人生のあらゆる場面で躊躇したり、損をしたりしやすいのです。

 

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