言いなり

 

自己肯定感が低い人は、誰も行きたがらない支店や営業所に移動させられたり、リストラの対象にされやすいと言えます。

 

反論などの抵抗をしてこないし、説得しやすいからです。

 

あるいは、誰かの失敗や不祥事などの責任を取らされるスケープゴートにされやすい側面も持っています。

 

なぜなら彼らは、自分の意に沿わない事でも反対したり断ったりする事ができない為、言いなりにしやすいからです。

 

そこまで大袈裟でなくても、体育会系の先輩と後輩が社内でも兄貴と子分といった関係になっていたり、ママ友グループでも女王様と下僕といったカースト関係になるケースはあります。

 

特に、上から目線で横柄な人は、常に自分が主導権を握り、支配したいという欲求を持っていて、自分が自由に動かせる手駒を常に探しています。

 

そして自己肯定感が低い人は、こういう人に捕まって隷属的関係に陥りやすいのです。

 

こうした支配欲がずるい人間に対抗するには、できる限り早い段階で抵抗する姿勢を示し、「面倒くさい人」「支配しにくい人」という印象を与えておく事です。

 

それには、「理論立てて話す」と心がける事が大切です。

 

例えば上司も、「あいつにこの話をすれば、しつこく理由を聞いてくるし、小うるさい反論をされて面倒くさい。だからあいつはやめて別の人に使用」という感情が働きます。

 

なので、もし自分の先輩や上司が「雑務や思い付きの仕事を押し付ける」ようなずるい人間だとしたら、常に反論する「面倒くさい後輩」になった方がストレスが溜まらないと思います。

 

ママ友グループの女王様も「この人はいちいち理由をつけて私の言う事を聞かない、面白くない人」と思い、あなたをグループから外すか、別の子分候補を探すようになると思います。

 

つまり「自分は簡単に他人の言いなりになる人間ではない」と表明する事が重要で、何か理不尽な指図をされた時は、必ずいちいち理由やその必要性を尋ねるようにするのです。

 

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