比較する人は、執着しやすい人でもあります。
地位やお金、立場やプライドといった何かに執着すればするほど、悩みが生まれます。
不倫相手に執着するから、「いつ別れてくれる?」と責めて悩む。
人間関係に執着するからマウンティングしてくる友達に悩む。
お金や安定に執着するから、離婚したくてもできない。
「人からどう思われるか」に執着するから、「こんな服装は恥ずかしい」と着ていく服に迷います。
「自分の評判」に執着するから、SNSが気になる。
「会社員という立場」に執着するから、正社員になれないと悩む。
あるいは会社がどんなにしんどくてもしがみつこうとします。
プライドに執着するから「失敗したら世間体が悪い」と挑戦できません。
つまり、「執着」が悩みを生み出す源泉になっているとも言えます。
そこで、執着を1つ1つ捨てていく事です。
これには時間がかかりますが、捨て去った後には、とても爽快な生活が待っています。
終着やこだわりがなくなれば、常に自然体で生きられます。
どんな暴風雨が来ても自分だけは影響を受けず、流れるように、そして静寂で穏やかな生活を送る事ができます。
自由であるために必要な事は、誰にも干渉せず、それでいて圧倒的にお金を稼げる仕組みをもつ事です。
自分の「幸福」の軸を明確にし、それに寄付するものとしないものを峻別していく事が大切です。
「これが自分の幸福のあり方」という軸がはっきりすれば、他人との比較は意味がなくなります。
他人との勝ち負けは関係なくなります。
他人との違いを容認できます。
他人の状況のほとんどはノイズとしてスルーできます。
それは自分のペースを守って生きられる穏やかな人生の土台となるのです。