職場では成果を出す事に全力を注ぐ。
仕事で成果を出せば、周囲から一定の評価のまなざしを注がれる為、自分の居場所を感じる事ができ、孤立感は薄らぎます。
そして、「あの人はああいう人だから」という社内ブラントが出来上がり、人付き合いが悪いとか、ノリが悪いとか、根暗で無口だという性格も「個性」として認めてもらえるようになります。
だから内向的な人ほど人間関係にフォーカスせず、仕事にフォーカスする事です。
ただし、だからといって不愛想で良いという事にはなりません。
「近づくなオーラ」を出していると、とっつきにくい印象を与え、仕事がやりにくくなると思います。
「あいつは他人を排除しようとしている」「協力しようとしない」と思われるのは損ですから、ただ内気で大人しいだけなんだ、と思われるように振る舞う事です。
「あいさつは笑顔で、返事も元気良く」を意識してみて下さい。
話しかけられたらいったん仕事の手を止め、口角を上げてにこやかに対応するようにして下さい。
もう1つは、おなじみではありますが「周囲に感謝する事」です。
もっと具体的に言うと、「ありがとう」を口癖にする事です。
嫌みで言う場合は別として、相手から「ありがとう」と言われて嬉しくない人はいません。
好意までは望めないとしても、少なくとも「気配りができるいい人」という印象は与える事ができます。
すると、自分が1人でいる時、グループの中でポツンとしている時などに、回りが気遣って声をかけてくれる可能性が高まります。
あなたも思い当たるフシはありませんか?
気配り上手な人が寂しそうにしているとき、どうしたのかな時になったり、声をかけたくなった事が。
人間には、周囲にいつも感謝しているような人を放っておけない性質があるのです。
だから孤立しやすい人ほど、意識して周囲に感謝する事です。