お金持ちになるかならないかの分かれ目は、スピードです。
お金持ちになれない人は、遅いです。
お金持ちになれる人は、速いです。
スピードを決める要素は4つあります。
①生産性
これは、1時間当たりにどれくらいの仕事ができるかです。
「稼げない、稼げない」という人は、1時間にできる仕事が少ないのです。
例えば、ページ数で言うと、1時間に5ページ進む人、10ページの人、20ページの人とでは、収入が違って当たり前です。
1時間に進むのが5ページで「私はこんなに働いているのに」と言っていると、永遠にスピードは上がりません。
「もっと給料をくれ」と言いますが、給料をもらいたければ1時間にできるスピードを上げればいいのです。
スピードは、自分の工夫で上げられます。
スピードが遅い人は、「仕事が忙しいので、人を増やして下さい」「仕事が忙しいので、仕事量を減らして下さい」と言います。
仕事量を減らせば、楽になります。
ただし、自分の生産性は永遠に上がらないので、収入は減ります。
二流は、「しんどいから、仕事量を減らしてくれ」と言う人です。
一流は、「仕事量を増やしてくれ」と言います。
その代わり、1時間にできるスピードを上げます。
1日は24時間しかありません。
そこできちんと睡眠もとり、クオリティーの高い仕事をしようと思うなら、1時間のクオリティーを上げればいいのです。
②迷っている時間
「どうしよう。するかしないか」と迷う時間のロスでスピードは落ちます。
稼げない人は、迷う時間が圧倒的に長いです。
するにしても、やめるにしても、動くまでに時間がかかります。
この時間のロスが遅さにつながるのです。
③即応性
「誰か、これしたい人?」と聞かれた時、すぐに「はい」と言った人のところにチャンスが行きます。
「えーっと」と言っている人には、そのチャンスはなくなります。
チャンスは限定品なのです。
④インターネットの時間
「時間がない、ない」と言いながら、インターネットを見ている人がいます。
インターネットでロスをしている時間は、本人の中に最もロス感がありません。
インターネットを見ない人は、ここで圧倒的な時間が生まれます。
この4つのポイントで、いかに自分の生産性を上げられるかで差がつくのです。
能力は関係ありません。
迷う事は、能力とは関係ありません。
下手に能力があると、余計迷います。
「今度、英語力のいる仕事があるんだけど、できる?」と頼まれた時に、「どれくらいの英語ですか」と聞いたりします。
もともと英語の能力がない人は、そんな事を聞いても始まらないので「します」と即答できます。
仕事は、「します」と早く言った人間にとられます。
ブロークンイングリッシュでぼんぼん話せばいいのです。
中途半端に英語のできる人は、間違えてはいけないと思って、何も話せずにニコニコ笑っているだけになりがちです。
それでは、結果として、「使えない」と判断されてしまうのです。