給料を貰っているのがプロ、貰っていないのがアマチュアと言うのは、二流の分類の仕方です。
給料を貰っていても、良い仕事ができていない人がいます。
まもなくリストラの対象になるような人は、世の中に沢山います。
いわば、給料を貰っているだけのアマチュアです。
二流は、1回でも給料を貰ったら、自分はプロだと勘違いしているのです。
アマチュアとプロの境目は、それで稼げているかいないかではありません。
仕事のクオリティーがプロのレベルに達しているかいないかです。
良い仕事をしているか、していないかです。
稼ぎたいなら、良い仕事をする事です。
「給料を上げてもらうために、どう言えばいいですか」と聞く人がいます。
言い方ではありません。
良い仕事をしたら、自動的に給料は上がります。
良い仕事をしていないのに給料を上げてもらおうとするのは、間違いです。
「給料が上がったら、良い仕事をしよう」と言う人の給料は上がりません。
まず、良い仕事をする事が大切なのです。
二流は、お金を使うのが嫌いです。
お金を使うと、何か無駄使いしているような気がするのです。
ひたすら貯金します。
一流は、お金を使っているという意識はありません。
給料を貰ったら、そのお金で勉強して成長します。
成長するから、前より稼げるようになります。
稼いだお金で、また勉強します。
お金を回しているのです。
ここに「使う」という言葉はありません。
「使う」は、1回使って終わります。
「使う」の反対語は「貯める」です。
お金のサイクルの中で、「貯める」は「止める」と同じです。
貯金は増えても、成長は止まります。
ただ年を取るだけです。
デフレの時代は、給料がどんどん下がります。
その人にはますます仕事を頼まなくなるので、チャンスを失って、給料が上がらなくなるのです。
コンピュータが発達したおかげで、給料がどんどん下がってきました。
昔はコンピュータがありませんでした。
今のコンピュータは、性能がよくて安いのです。
人を雇うより、コンピュータに頼んだ方が安上がりです。
給料を上げるには、コンピュータに勝てる能力を持つ事が求められるのです。
コンピュータに出来ない事を勉強して、前より稼げるようになったら、それを勉強にまわしていけばいいのです。