騙す側

 

信頼して騙された場合は、金銭的には一時的に損ですが、運気は下がりません。

 

信頼して騙した場合は、お金はプラスになりますが、運気は下がります。

 

している事と入ってくるお金は、全てバランスが取れているのです。

 

一流は、信頼して騙されます。

 

二流は、信頼して騙す側にまわります。

 

見ず知らずの人を騙すのではなく、信頼してくれている人を騙すのが、1番ダメージが大きく、運気の下がり具合も大きいのです。

 

一流は、騙されても騒ぎません。

 

騙される事は、運気が下がる事ではないからです。

 

それだけ信頼したという事です。

 

ここが分かれ目です。

 

二流は、騙された時に「今度は自分が騙す側にまわろう」「騙された分を取り返すために、誰かを騙そう」と考えます。

 

最初は騙される側だったのに、いつの間にか騙す側にまわるのです。

 

「騙す人間がいるなら、自分も騙さないと損」というのは、騙す側に基準を置いています。

 

騙された時に「騙す側にならなくて良かった」と考えるのです。

 

実際、こういう事は事故のように発生します。

 

騙される側にまわる事で、やがてお金を生み出すようになるのです。

 

騙される事によって、水道管の水漏れを発見する事ができます。

 

騙されなければ、水道管の水漏れを見つける事ができません。

 

水道管の水漏れの原因を見つけて穴をふさぐ事ができれば、今後、水漏れし続ける事はありません。

 

騙される事によって、未来の損失を避ける事ができるようになるのです。

 

二流は、冷蔵庫の中がごちゃごちゃしています。

 

同じものがいくつも入っています。

 

中に何が入っているかわからないので、また買ってきてしまうのです。

 

半額とか安売りだからといって、大量に買い込みます。

 

入るところがないので、結局、腐らせてしまいます。

 

これがお金に縁のない人の冷蔵庫です。

 

一流は、冷蔵庫の中が綺麗です。

 

冷蔵庫に余裕があるので、今、何が入っているかが分かっています。

 

安売りだからといって、無駄なものは買ってきません。

 

今、使う分しか入っていないのです。

 

お金のつき合い方と、冷蔵庫の中の食材のつき合い方とは、連動しています。

 

一番大切なのは、いらない物を買わない事です。

 

貯金は、冷蔵庫の中がパンパンになっている状態です。

 

食べる量より沢山買ってしまうと、結局、冷蔵庫の中で、腐らせてしまいます。

 

冷蔵庫の中がパンパンな人は、腐ってしまった食材や、これから腐りそうな食材で溢れさせているのです。

 

安売りで得するよりも、無駄なく使い切る方が、上手なお金の使い方なのです。

 

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