稼げる技術を身につける前に、お金の基本のルールを押さえておいて下さい。
お金を手に入れるまたは手元に残す方法をしては、次のパターンしかありません。
①足す(稼ぐ)
②削る(節約する)
③動かす(投資する)
企業では、売り上げは下がっているのに、なぜか利益が出ているケースがあります。
それは人件費などの経費削減をしたり、ビルを売却したりして収益を上げているからです。
家庭のお金もそうだと思います。
塾の費用や、お祝いの出費があれば、食費を削ったりして節約していると思います。
企業も個人もこうやって「削る」事でお金をつくります。
3つ目の「動かす」とは、投資の事です。
実際に投資で儲かっているのは全体の1割だそうです。
でも、「動かす」事は経験した方がいいですし、お金の動きを学べるので、株などはやってみた方がいいとは思います。
ただし、今すぐに使わなくていい資金があれば、の話です。
ない場合は、まずは稼いでからという事になります。
有名な中国のことわざに「魚を与えれば一日の飢えをしのげるが、魚の釣り方を教えれば一生の食を満たせる」というのがあります。
まさにこれが「稼ぎスキル」です。
つまりは、
・1000万円の貯金がある人(Aさん)
・1000万円をいつでも稼げる人(Bさん)
どちらが安定しているのか?という事です。
たとえ今お金がなかったとしても、その人に「稼ぐ」事ができるのならば、お金は増え続けます。
稼げないのであれば、いくら蓄えがあっても、お金は減っていくのです。
そう、老後の不安というのは、貯金がない事にあるのではなく、「稼げなくなる」という事にあるのです。
なので皆さんには、今お金がある人より、今も未来もお金を稼げる人になって欲しいのです。