分かり合う

 

何か挑戦して、うまくいかなくて、ショックを受けたり、挫折してしまったりする人がいます。

 

私からすれば「いや、一発目にうまくいくわけないじゃん」なのです。

 

残念ながら、この世の中で何もかもすべて思い通りに事が運ぶなんて事はまずありえません。

 

うまくいかなくて当然なのです。

 

多くの人が勘違いしていますが、挑戦はスタートラインであってゴールではありません。

 

挑戦して、失敗して、やっとスタートラインから少し前に進んだところって感じです。

 

思い通りにならないところを試行錯誤してクリアしていく事こそが挑戦の醍醐味で、思い通りにならない事をそうやって成し遂げるからこそ成功には大きな価値があるわけです。

 

誰がやっても絶対にうまくいく事をやったって大した価値はありません。

 

一度や二度の失敗でいちいちうろたえてはいけません。

 

これは「どうせうまくいかないや」と投げやりに挑戦しろって意味ではありません。

 

失敗しようともどんな問題があろうとも「想定の範囲内です」といえるぐらいの余裕と覚悟を持って挑めという事です。

 

簡単にはうまくいかない事を想定した上で、それでも自分ならなんとか打開できると信じて突き進むのです。

 

世の中にはどうしても「話の通じない人間」というのがいます。

 

「真摯に話をすれば分かり合えるはず」と考えるのは素敵ですが、その考えだと話の通じない人間に出会った時に多大な心理的ストレスを受ける羽目になります。

 

真面目で優しい人ほどこの罠にはまってしまうので要注意です。

 

「世の中には話のわからない人間がいる」と認識しておいて下さい。

 

分かり合うには双方の歩み寄りが重要なのですが、片一方に歩み寄る気がないならどうしようもありません。

 

分かり合う気なんてこれっぽっちもない、自分の主張を通す事だけしか考えてない人間は、悲しいかな存在します。

 

そういう人間に出会ったらまともな話し合いは諦めて下さい。

 

そういう人たちと真面目に話し合っていると気が狂ってしまいます。

 

話が通じない相手というのは自信とか台風みたいなものです。

 

出会ったら運が悪かったと思ってやり過ごすのが1番です。

 

実際、人間関係でストレスを溜めない人間、感情がブレない人は、話が通じなさそうな人間と意思疎通をするのを諦めるスピードがとても早いです。

 

「あ、この人は話が通じないな」と思うと2秒で諦めて感情オフモードに入る。

 

真面目な人に限って、そういう相手にもきちんと説明して、納得してもらおうとするから、体力も精神力もゴッソリ持っていかれてしまうのです。

 

わかり合おうとするのを一度やめてみて下さい。

 

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