何か挑戦して駄目だった時、反省はしてもいいですが後悔してはいけません。
この2つを混同している人は少なくないのです。
反省っていうのは、「未来でより良い選択をする為に過去を振り返る」事です。
つまり、未来の事が視野に入っているのです。
反省は「今」に好影響を与えて、未来をいい方向に導くためのものです。
後悔とは、「過去を振り返って自分を責めるだけ」の行為の事です。
思考が完全に後ろを向いていて、過去の自分を責める事でなんとなく罪滅ぼしをした気になってしまうのです。
とても非生産的で「今」に悪影響を与えて、未来を悪い方向に導くものです。
後悔をしてはいけません。
誰にでも過ちはあるのです。
過去の事はどうしようもないのだから開き直るのも大切です。
未来を変えたければ今を充実させるしかないのに、後悔していたら今がおろそかになってあなたの未来までめちゃくちゃになってしまいます。
後悔とは過去にあなたをめちゃくちゃにした出来事に、再度あなたの未来をめちゃくちゃにする権限を与える愚かな行為です。
後悔には1円の価値もないのです。
価値がないどころか貴重な時間を奪い、あなたに心理的ストレスまで与える最低の行為です。
今を生きて下さい。
「自分さえ我慢すれば丸く収まる」という考え方を捨てて下さい。
自分を犠牲にして相手のために何かするのをやめて下さい。
真面目で優しい人ほど他人を優先して我慢してしまいます。
ですが、我慢は更なる我慢を呼びます。
たとえ小さな我慢でも、あなたが相手のために許容範囲を少しでも広げると、相手はそれを利用してより多くを求めてきます。
結果、あなたの我慢の枠はどんどん広がってしまい、気付かないうちに強大な我慢をする事になります。
我慢なんて滅多にするものではありません。
基本的に人は自分の幸せのために動いています。
だから、自分が我慢をして相手の事を優先していると自分の幸せは一生回てこなくなってしまいます。
我慢という選択肢は捨てて、ダメなものはダメ、しない事はしないとハッキリ言える勇気を持って下さい。
勘違いしている人も多いですが、自分の幸せを最優先して行動する事は決してわがままな事ではありません。
それは当たり前の事です。
我が儘と書いて我が儘です。
自然体である事が悪い事であるはずがないのです。
あなたには幸せになる権利があります。
自分の幸せを第一優先に考える権利があります。
いや、自分の幸せは自分にしか考えられないのだから、権利というよりも義務と言っても良いかもしれません。
幸せになって下さい。
我慢しないで下さい。