人を褒める事にはメリットしかありません。
① 他人を褒めると、褒められたその人はいい気分になります。
いい気分になった人は、あなたによくしてくれます。
②褒められていい気分になった相手を見て、「自分はなんてすばらしい事をしたんだろう」と自分も気分がよくなり自尊心も高まります。
③人を褒める事を意識するようにすると、他人の悪いところよりも良いところを探す癖がつきます。
すると、他人の悪い部分が気にならなくなります。
④他人の良いところが目につくと、「自分はなんていい人たちに囲まれているんだろう」と幸せな気分になれますしその人達を大切にしようと思えるのです。
人を褒める事によって素晴らしい事が起きます。
全ては人を褒めるという単純な行為から始めるポジティブな循環です。
褒めないともったいないのです。
褒める事の重要性は上司と部下の関係でも同じです。
褒めて伸びるタイプと叱って伸びるタイプがいるといいますが、叱られても潰れないタフな人間が稀にいるだけで、誰だって叱られるのは嫌で、褒められて伸びたいに決まっているのです。
指導する側としては上から押さえつけて叱る方が楽ですが、褒めた方が圧倒的に人に楽しくのびのびできますから、とにかく人を褒めるを基本方針にして下さい。
‘‘叱る’’という行為を有効にするためにも褒める事が大切です。
子供でも部下でも叱る倍は褒めて下さい。
ミスばかり叱られて普段の頑張りや成果は褒められなかったらどう思うでしょうか?
反発したくなるはずです。
普段から沢山褒めて「ちゃんと見てるよ」とアピールして、信頼関係を築く事で初めて叱る時も話を素直に聞いてもらえるのです。
ただ叱ればいいというものではなく、叱る権利が欲しければ倍褒めて下さい。