自己肯定感が低い人の中には、人間関係でのトラブルが多く、本人が自ら原因をつくり出しているケースがあります。
人づき合いが続かない人は、自分の言動をよくよく振り返ってみる必要があります。
例えば、
・否定的な言い方、反抗的な答え方になっていないか
・相手の領域に踏み込んでいないか
・すぐにアドバイスやダメ出しをしていないか
・相手を責めるような言い方をしていないか
・すぐに感情的に反応していないか
こうして文字にすれば、こういうタイプが嫌われるというのは分かりやすいと思います。
ただ、「あ、自分はそうかも」と気づけるかというと、非常に難しいものがあります。
というのも、こういう人は無意識に周囲に毒を吐いているため、自覚がないからです。
悪いとは思っておらず、むしろ良い事をしていると思い込んでいます。
しかし実際はそうではないので、周囲から煙たがられて人が離れていっているのです。
根暗で内向的な人が絶対にやってはいけない事は、他人の悪口や陰口、会社や上司への不平や不満などを口にする事です。
仮に誰かの悪口の話になり、「そう思うよね？」「あなたはどう思っているの？」などと詰め寄られても、「私はあまり接点がないからわからないんだけど、大変なのは伝わるなぁ」と、同意ではなく、かわすようにする事です。
会話が苦手で引っ込み思案な人ほど、ここは大切です。
「根明」で「ポジティブ」なら、会話の中心になれるし、敵も作りません。
「根明」で「ネガティブ」だとしても、周囲は単なる「ユーモアのあるツッコミ」「明るい毒舌」という事で笑い飛ばせることもあると思います。
しかし根暗でネガティブだとなんら好印象のところがなく、ほぼ間違いなく自分の居場所がなくなるか、同じような根暗でネガティブな人を引き寄せる事になります。
ならば、単に根暗で無口だというだけに収めておく事です。
