人づき合いの中で、辛い事の1つに、ネガティブな事を言われることがあると思います。
親子や兄弟、親友など、あなたとの関係が近い人から程、ネガティブな意見を言われやすくなります。
これは、関係が近い人ほど、あなたへの遠慮をしなくて良い分、思った事をストレートにぶつけてくれるからです。
近しい人からだけでなく、会社の上司や同僚、顧客、またSNSなどを通して、全く知らない赤の他人からネガティブな意見を受ける可能性もあります。
ネガティブな意見を受けると、どうしても気分が悪くなったり、落ち込んだりします。
更には、人間関係が悪くなる場合もあります。
さて、あなたはネガティブな意見を受けた時、どのような反応をしているでしょうか?
ネガティブな意見をそのままネガティブにとらえてしまうと、受けるショックや怒りも大きく、エネルギーの喪失も大きくなります。
ここで重要な点は、「どんな意見も、はっしている側の意見と受け取る側の解釈には違いがある」という事です。
あなたのために、あえて率直にネガティブな表現をしているのに、受け手であるあなたが、全否定の解釈をしてしまい、ちゃんと事実確認もしていないのに決めつけてしまう事が、関係性の悪化に繋がったりします。
ネガティブに受け取れる言葉を受けた時は、感情に振り回されず、ちゃんと話をしてみると、「なあんだ、そういう風に考えてくれていたのね」と、いとも簡単にわだかまりが解けたりします。
また、相手の意図が本当にネガティブな場合もあるかもしれません。
そのような場合でも、こちらの受け取り用で、結果に大きな違いが生まれます。
だから、どんな言葉でも、得な受け取り方の習慣をつけてしまう事がおすすめです。
得な受け取り方とは、こちらの心の状態が乱されない、そして内的なパワーを失いにくい受け取り方をする事です。
そして、それだけに留まらず、ネガティブな意見を受けた結果、こちらの利益になるような受け取り方です。