サボる

 

「サボる」と聞くと悪いイメージを持つかもしれませんが、サボる技術はとても大切です。

 

成功する人は皆サボるのがうまいのです。

 

サボるべき時にサボるから病気やけがをしないで継続できます。

 

そして、継続は成功の絶対条件です。

 

ただし、これはサボりまくれという話ではありません。

 

自分の限界を的確に見極めて頑張りつつも、心身ぶっ壊れる手前のサボるべき時はサボるという話です。

 

サボる=悪と考え、すべての物事に全力で打ち込んでいると心や体にガタがきます。

 

人間は思っている以上に脆い生き物です。

 

なので、上手にサボって下さい。

 

そもそも「サボるのがうまい=優先順位のつけ方がうまい=仕事ができる」といっても過言ではありません。

 

うまくサボるには手を抜くべきではない箇所と、手を抜いても良い箇所を見極める能力が必須になります。

 

例えば、プレゼンテーションで使用するパワーポイントでもっとも大切なのは結論とそれを裏付けるデータなのに、優先順位をつけられない人は必至で見栄えにもこだわり、残業をします。

 

サボるのが上手な人は見栄えには最低限の仕事を施し、結論とデータに重点的に時間を使います。

 

所要時間は前者の方が長いでしょうが、後者の方が有効なプレゼンテーションとなるはずです。

 

優先順位を見抜く目を鍛え、こだわるべきところは徹底的にこだわり、サボるべき時は徹底的にサボりましょう。

 

また、自分と他人を比べてはいけません。

 

上を見ても下を見ても不幸な結果しか待っていません。

 

自分より優秀な人間を見て劣等感を抱いていると自尊心が傷つきます。

 

世界を見渡せば自分よりすごい人が必ずいるんだから、そんな事をしていたら今後の人生ずっと劣等感を抱えたまま生きる事になります。

 

逆に、自分より劣っている人間を見下して得られる優越感なんて、まったくなんの価値もありません。

 

「まだまだ自分よりダメな人間がいるから安心だ」なんて考え方は間違っています。

 

下を見て安心していては向上心が薄れてしまいます。

 

すぐにでも捨てて下さい。

 

比べるべき唯一の相手は過去の自分自身です。

 

例えば昨日の自分、1ヵ月前の自分、半年前の自分、1年前の自分と競ってみた時、過去の自分に負けない自信はあるでしょうか?

 

日々努力したり挑戦したりしている人間なら、その分だけ成長しているはずだから過去の自分に負ける事はありません。

 

他人に負けるのは仕方がない部分もあります。

 

才能も違えば費やしてきた時間も違うし、勝負には運の要素もあります。

 

ですが、自分に負けるのは怠慢です。

 

成長とは選択です。

 

そして、成長を続けている限り過去の自分に負ける事はありません。

 

過去の自分に負けるという事は、あなたが負ける事を選択しているという事なのです。

 

負けるのを選択するのはまずい事です。

 

もしも過去の自分に勝てる自信がないのなら焦った方が良いと思います。

 

昨日までの自分を超えて下さい。

 

少しずつでもいいから確実に成長を重ねていき、他人と比べず自分の成長のみにフォーカスするのです。

 

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