自分の身は自分で守る

 

報われない努力はありません。

 

正しい努力をすれば人は誰しも必ず成長します。

 

ですが、間違った努力はあります。

 

間違った努力は努力とは言えません。

 

努力に見える別の何かなのです。

 

残酷ですが、どれだけ頑張っても間違った努力が報われる事はないのです。

 

いわゆる「無駄な努力」というものです。

 

せっかく努力するならしっかり頭を使って正しい努力をして下さい。

 

無駄な努力をやめる事は、実は想像以上に重要です。

 

無駄な努力をそれと気づかずに続けてしまうと、脳が「努力=無駄」と認識するようになってしまうのです。

 

そうすると、「努力してもどうせ無駄でしょ」と考えて、人生において努力する事そのものをやめてしまいます。

 

これは、とても大きな損失になります。

 

もし、あなたもそう考えているなら、報われやすい正しい努力を通して自分の成長を実感する成功体験を重ねて下さい。

 

努力が楽しく感じたらこっちのものです。

 

あなたの能力は努力によって開花し、人生が一気に開けていくはずです。

 

もちろん、全ての努力はあなたの血肉となるので完全に無駄な努力なんて存在しません。

 

例えば、無駄な努力も存在すると心から理解するためには無駄な努力を経験する必要があります。

 

人は経験と失敗から学ぶ生き物だからです。

 

無駄な努力を通して自分の得意不得意が学べる事もあると思います。

 

ですが、それを何年も継続してしまってはさすがにもったいないのです。

 

無駄な努力は最小限にとどめる事をお勧めします。

 

人に親切にするのは大切です。

 

ですが、悲しい事に、世の中にはそうした親切心を‘‘弱さ”と勘違いして、そこにつけ込んで利用しようとしてくる人間が山ほどいます。

 

そういう人間は、あなたの親切心を利用して、その人のメリットにしかならない事にあなたの時間や労力を利用しようとしてきます。

 

もちろん、あなたの都合なんておかまいなしにです。

 

「これもやってくれ」「あれもやってほしい」など、一度でも相手の要求を受け入れてしまうと相手はあなたを‘‘都合のいい人”と認識し、だんだん要求がエスカレートしてきてしまいます。

 

ハッキリと言っておきますが‘‘親切な良い人”と‘‘都合の良い人”は全くの別物です。

 

都合の良い人になってしまうと自分の時間がなくなってしまいます。

 

あなたにはあなたの人生をより幸せなものにしていくというミッションがあるのに、その時間を第三者に奪われてしまうのです。

 

都合の良い人になるのはやめて下さい。

 

自分がやりたくないなら、キッパリ「嫌だ」と言いましょう。

 

頼みごとを断る事は失礼な事でも何でもありません。

 

むしろ、失礼なのは断りたくなるような頼み事をしてくる連中のほうです。

 

気にせず断っていいのです。

 

相手があなたの気持ちをくみ取ってくれる事はないですし、誰か第三者が助け船を出してくれる事もないのです。

 

自分の身は自分で守って下さい。

 

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