安いプライド

 

物事がうまくいかない人はだいたい「安いプライド」を持っています。

 

はたから見れば「えっ、そこにそんなこだわり持つ?」みたいなところに執着して、他の人の意見を聞き入れなかったり、助けを借りる事を拒む人たちがそれにあたります。

 

もちろん、それがどうしても自分の中で譲れないものだったら、例えば、美学に反する事だったりしたら、徹底的に戦って我を押し通してもいいと思います。

 

ですが、「他人のアドバイスの方が優れているけど自分の力でなんとかしないと悔しい」みたいな安いプライドであるならば、他の人の意見やアドバイスにしたがったほうが良いと思います。

 

例えば仕事の場合です。

 

最高の仕事をする事が目的であり、そのためには上司や先輩のアドバイスを取り入れた方がうまくいくのに、安いプライドが邪魔をしてそれができないのです。

 

素直に助けを求められない。

 

これは完全に損失です。

 

むしろ、他の人からのアイデアに対して「それ頂いちゃいます!ご馳走様です」くらいのメンタルを持っていた方が絶対にうまくいくのです。

 

成長スピードが早い人は、いい意味で本当にこだわりがないのです。

 

間違いを指摘されたら反発せずにすぐに修正しますし、もっといいやり方をバンバン取り入れます。

 

自分より良いやり方を見せられたら素直に認め、周りの良いところをガンガン吸収していくわけです。

 

他人の力を上手く借りて結果を出す事も本人の実力です。

 

他人の意見を採用するという決断を下し、仕事を進めていくのは他でもないその人自身だからです。

 

目標や美学が他人の意見でブレブレになるのは駄目ですが、良い意見は良いと認め、自分に取り組む柔軟さは持っておいて下さい。

 

変化の速いこの時代、柔軟性はマストアイテムなのです。

 

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