ストレス解消法

 

愚痴を言うのはもっとも手軽なストレス解消法であると同時に、もっとも危険なストレス解消法でもあります。

 

本当にイライラが高まってどうしようもない時は仲の良い友達に愚痴を言うのもありだと思います。

 

ですが、それは10回会ううちの1回とか、最小限に収めるべきです。

 

愚痴を言う方はストレス解消になるかもしれませんが、愚痴を聞くのは結構疲れるものです。

 

エネルギーを吸い取られます。

 

会う度に愚痴しか言わない人となんて誰も会いたくありません。

 

愚痴ばかりいっていると、いつのまにか自分の周りにも愚痴や陰口など、ネガティブな事ばかり口にする人たちしかいなくなってしまうのです。

 

「最近あった5人の平均があなた」という言葉があるぐらいに交友関係はあなたの人格、人生に影響を与えます。

 

それは即ち、愚痴ばかりいってネガティブな人間しか周りにいなくなると、あなたの人格も人生もネガティブな方向に向かっていく危険性があるという事です。

 

それだけではありません。

 

愚痴はあまりにも強力なストレス解消法なので、愚痴を言い続けていれば辛い環境にも耐えられてしまいます。

 

愚痴は適度にストレス解消ができてしまうから、本当は変えないといけない状況でも現状維持に甘んじてしまうのです。

 

愚痴が、あなたが動き出すのを阻止してしまいます。

 

状況の打開よりも、状況に耐える方向にあなたを導いてしまいます。

 

大事なのは、愚痴を口で終わらせない事です。

 

愚痴るという事は何が問題なのかを認識できている証拠だともいえます。

 

問題を認識できているという事は解決に向けて動き出せるという事です。

 

適度に愚痴ったら、「さて、このクソみたいな状況を変えるためにはどうしましょうか?」と話を続ければ、愚痴は超生産的な行動に変えられます。

 

もはやそれは愚痴ではなく作戦会議です。

 

愚痴を吐き出すだけで終わりにしていたらもったいないのです。

 

タイトルとURLをコピーしました