怒るのをやめて下さい。
怒っても1円にもなりません。
頭に血が上り、血圧が上がり、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、寿命が縮むだけです。
それに、怒ってしまうのは自信と余裕のない証拠でもあります。
怒りの感情を抑えられずあらわにしてしまうのは、自分の未熟さを堂々と周りに告知するに等しい恥ずかしい行為です。
怒りの感情に支配されると判断力が鈍り致命的なミスを犯してしまう確率も上がります。
そもそも怒る事はとても体力を使いますし精神が削られる行為です。
数ある感情の中でもとても貴重で乱用できないカードなのです。
どうでもいい人には絶対に使うべきではありません。
「怒る」というカードは本当に大切な人のためにとっておいて下さい。
今後の人生で深く関わっていく気のない人なら起こるよりもニコッと笑って立ち去る方がお互い圧倒的に楽だと思います。
関係の浅い人や初対面の人に対していちいち腹立ててたら体力や精神がもちません。
どうでもいい人に対して怒りが湧いてきたら自分の未熟さを噛みしめる良い機会だと思って冷静に反省するといいと思います。
後は、「怒る」と「叱る」を行動してしまっている人も多いので気を付けて下さい。
怒る=自分の感情をコントロールできずに他人にぶつける事です。
単なる八つ当たりです。
叱る=その人が今後より良い方向に進んで成長していけるように導く事です。
根底に愛があります。
あなたが怒っている時、ほとんどの場合、あなたのやるべきは叱る事であって怒る事じゃありません。
あなたを怒らせるような他人はほっといていいですし、あなたを怒らせるあなたにとって大切な人には感情をぶつけるのではなく、その人が今後良い方向に進めるように冷静に話し合えばいいのです。